特別軍事作戦の最中だからということもあるでしょう、ロシアでは国民の精神を蝕む表現は、外国勢力とのつながりが有る無しに関わらず、取り締まる方向になっているようです。
以下、ロシアのジャーナル「エキスパート」の今年の5月13日の記事と、Readovkaの6月26日の記事を掲載します。
【「モスクワの裁判所、薬物宣伝に関する事件でラッパーのガンベストに罰金を科す」
モスクワのニクリンスキー地区裁判所は、ラッパーのガンベスト(本名:ルスラン・ゴミノフ)に対し、薬物を助長したとして有罪判決を下し、7万ルーブルの罰金を科した。この訴追は、楽曲「Nikotin(ニコチン)」および「Bardak(カオス)」に関連するもの。裁判所は、これらの楽曲において、同ラッパーが薬物を助長しているだけでなく、人間の尊厳や公序良俗を害するような卑俗な言葉を使用していると判断した。
モスクワの裁判所広報部によると、ニクリンスキー地区裁判所は、ラッパーのガンベスト(本名:ルスラン・ゴミノフ)に対し、麻薬性物質の助長に関する事案(ロシア連邦行政違反法典第6.13条第1項)で有罪判決を下した。裁判所は同ラッパーに7万ルーブルの行政罰金を科した。
言語学的分析の結果、ソーシャルネットワーク「VKontakte(フコンタクト)」上の「Ganvest」コミュニティに投稿された楽曲「Nikotin」および「Bardak」の歌詞は、麻薬性物質に対して肯定的な態度を示しており、「薬物に関する安全性を損なうもの」であると判断された。裁判所は、これらの楽曲の歌詞が子供の健康や健全な育成に悪影響を及ぼす可能性があると結論付けた。
声明には、「歌詞における卑俗な言葉の使用は、人間の尊厳および公序良俗を害するものである」と記されている。
2月17日、「セーフ・インターネット・リーグ」のエカテリーナ・ミズリナ代表は、ロシア内務省サンクトペテルブルク総局が、ラッパーのガンベスト(Ganvest)に対し、自身の複数の楽曲で麻薬を宣伝したとして行政手続きを開始したと発表した。彼女によると、行政調査が実施され、関連資料が専門家による分析に回されたとのこと。
3月下旬、ガンベストは、ある楽曲の歌詞において人の尊厳と公序良俗を侵害したとして、9万5000ルーブルの罰金を科された(ロシア連邦行政違反法典第20.1条第3項)。なお、裁判所は当該楽曲のタイトルを明らかにしていない。
ガンベストは2018年に楽曲「Nicotine」をリリースして知名度を上げた。その後、インターネット・ミームとなったことで2025年に再び人気が急上昇し、特に「pe-pe」、「shneine」、「fa」といったフレーズが広く流行した。出展】
(Readovka6月26日記事)
【ロシア法務省、ロシア人ラッパーの歌詞に薬物や暴力を助長する表現を確認
サンクトペテルブルク国際法務フォーラム(SPBILF)において、オレグ・スヴィリデンコ法務次官は、過去2ヶ月の間に、薬物や暴力を助長し、道徳的・倫理的規範を否定するような歌詞を含む楽曲を発表しているロシア人ラッパーを複数特定したと述べた。同次官は具体的なアーティスト名は挙げなかったが、年内または来年中にこの件に関する公式声明を発表する予定であることを明らかにした。
スヴィリデンコ次官によれば、こうした歌詞はしばしば「当たり前のこと」や「あるべきライフスタイル」として提示され、人々の意識に悪影響を及ぼしているという。同次官は、これが人々の批判的思考力を奪い、事実と操作された情報を区別する能力を損なわせていると考えている。
最近では、一部のアーティストやレーベルが歌詞の書き換えを行ったり、ストリーミングサービスから楽曲を削除したり、あるいは放送禁止用語や違法薬物への言及を伏せたりする動きも見られる。出展】
(ぜひ他の楽曲もお楽しみください。旧ソ連音楽関係の記事はこちらをクリック。)
ガンヴェスト「二コチン」
Verse 1
ヒステリーなんてクソ食らえだ!
拳を打ちつけてボロボロになった 俺を苛立たせるな
お前は俺の神経を吸い尽くした
ニコチンを吸い尽くすように
お前の主義主張なんてどうでもよかった
どのみち、お前は俺に唾を吐いた
俺のいきさつを見てみろよ
完全に打ち砕かれてしまった
落ち着けよ
また酔っ払ってるな、ビッチ
また誰かと酔いしれてる
また手が届かない場所にいる
完全に
逃げ出して、黙り込むんだ
あのビッチたちは奔放だが、お前は違う
お前のジバンシィの瞳より明るく
お前は俺の肺を内側から焼き尽くす
俺たちは灰のように散り散り 見ろよ
煙が静かに溶けていく
俺の白いニコチン
俺の白いニコチン
お前が吸い込み
俺を殺したんだ
煙が静かに溶けていく
俺の白いニコチン
俺の白いニコチン
お前が吸い込み
俺を殺したんだ
そして俺を殺した
そして俺を殺した
煙が静かに溶けていく
そして俺を殺した
そして俺を殺した
煙が静かに溶けていく
Verse 2
また酔っ払ってるな、ビッチ
まだ完全には理解できていないが
ようやく分かってきたぜ
ただ愛のためだって言ったよな
でも、なんでカツラを変えるんだ?
お前は雪の女王
俺は馬車を持たない王子
お前はあの夏から
俺はお前と、あの最初のひと吸いから一緒だった
煙が静かに溶けていく
俺の白いニコチン
俺の白いニコチン
お前が吸い込み
俺を殺したんだ
煙が静かに溶けていく
俺の白いニコチン
俺の白いニコチン
お前が吸い込み
俺を殺したんだ
そして俺を殺した
そして俺を殺した
煙が静かに溶けていく
そして俺を殺した
そして俺を殺した
煙が静かに溶けていく
煙が静かに溶けていく
俺の白いニコチン
俺の白いニコチン
お前が吸い込み
俺を殺したんだ
煙が静かに溶けていく
俺の白いニコチン
俺の白いニコチン
お前が吸い込み
俺を殺したんだ
そして俺を殺した
そして俺を殺した
煙が静かに溶けていく
そして俺を殺した
そして俺を殺した
煙が静かに溶けていく
"Никотин" Ганвест
Куплет 1
К чёрту истерики!
Я разбил руки вдребезги, не беси
Ты скурила мои нервы
Ты скурила никотин
Я плевал на твои принципы в принципе
Ты плевала в мою сторону, всё равно
Посмотри мои истории
Они избитые вдребезги
тормози
Ты опять, сука, пьяная
Ты опять с кем-то пьяная
Ты опять вне зоны доступа
Полностью
Убегаешь и молчишь
Эти сучки так бешены, но не ты
Ярче твоих глаз Дживанши
Ты сжигаешь мои лёгкие изнутри
Мы рассеялись пеплом, посмотри
Ровно тает дым
Мой белый никотин
Мой белый никотин
Вдохнула ты
А меня убил
Ровно тает дым
Мой белый никотин
Мой белый никотин
Вдохнула ты, а меня убил
А меня убил
А меня убил
Ровно тает дым
А меня убил
А меня убил
Ровно тает дым
Куплет 2
Ты опять, сука, пьяная
Я до сих пор это не понял,
Но я вкурил
Ты говорила, что ты только по любви
Но почему тогда меняешь парики
Ты королева под снегом
А я принц без колёс
Ты по первому с лета
А я с тобой с первых доз
Ровно тает дым
Мой белый никотин
Мой белый никотин
Вдохнула ты
А меня убил
Ровно тает дым
Мой белый никотин
Мой белый никотин
Вдохнула ты, а меня убил
А меня убил
А меня убил
Ровно тает дым
А меня убил
А меня убил
Ровно тает дым
Ровно тает дым
Мой белый никотин
Мой белый никотин
Вдохнула ты
А меня убил
Ровно тает дым
Мой белый никотин
Мой белый никотин
Вдохнула ты, а меня убил
А меня убил
А меня убил
Ровно тает дым
А меня убил
А меня убил
Ровно тает дым















