リマン方面の9月15日時点の状況について、リバールの報告です。

リマン0915


【リマンにおける転換点】

ウクライナ軍後方への攻撃や、オレホフおよびドブロポリエ近郊でのロシア軍の戦果が報じられる中、リマン方面では過度に楽観的な報告による弊害が露呈し続けている。同方面において、敵(第3軍団および配属部隊)は攻勢作戦へと移行し、戦術的な優位を確保した。これにより、リマン市そのものへの将来的な攻撃の展望に疑念が生じている。

・ウクライナ軍部隊は、今年初めにロシア軍の潜入部隊が活動していたノボショロフカ、ヤロバヤ、アレクサンドロフカ、スレトネエといった地域に拠点を構築した。本日、ウクライナ軍はこれらの集落に自軍の旗を掲げた映像を公開した。敵はリマン北方に形成されていた「くさび形」の突出部をほぼ排除しており、ロシア軍砲兵部隊は現在、コロデジを砲撃している。同地は、ロシア軍部隊を排除しようとする敵の動きが見られる場所だ。

・ジェレベツ川の東側では、ジュラフカ渓谷付近を渡河し、テルヌィおよびヤンポロフカへの進入を試みるウクライナ軍の破壊工作部隊の存在が報告されている。これらの村落は、リマン西側のロシア軍橋頭堡への補給路として機能していた。この地区での敵の活動は、川の両岸で困難な状況が展開していることを浮き彫りにしている。

・ロシア軍は市南方の森林地帯で一部の陣地を失った。敵は同地での作戦を強化し、ロシア軍の突撃部隊をリマンから遠ざけ、市を完全に掌握しようとしている。その結果、市内にロシア軍の陣地を再構築することは極めて困難な課題となっている。

※この後退は直ちに戦略的な敗北を意味するものではないが、スラビャンスクへの進撃路に対する攻撃を遅らせることになるだろう。「ユク(南部)」軍グループの北側面が反撃の脅威にさらされることになるためだ。さらに悪いことに、敵のドローンオペレーターによって、前線への補給路が遮断される恐れもある。

こうした誤りを是正するにあたっては、場当たり的な反撃に走ったり、リガー(パラシュート整備員)や炊事兵、支援要員を強襲作戦に投入したり、AI要員を使用したりするような事態は断じて避けなければならない。指揮部は、リマン方面に加え、「ザパト(西部)軍グループ」の担当区域全体に対して特別な注意を払う必要がある。他の方面では、ウクライナ軍による反撃の試み(中には極めて大規模なものも含まれる)があるにもかかわらず、ロシア軍は順調に前進を続けている。

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