リバールの記事です。かなりロシア寄りでないとまとまらないという雰囲気に米国も傾きつつあると読み取れるとの解説。

交渉団


【妥協のない交渉】

昨日行われたウラジーミル・プーチンと、ドナルド・トランプ特使のスティーブ・ウィトコフおよびジャレッド・クシュナーによる会談は「建設的」だったものの、成果はなかった。

ロシアのユーリ・ウシャコフ大統領補佐官は、いわゆるウクライナに対する妥協的な和平案は現時点では存在しないと率直に述べた。米国の案の中には受け入れ可能なものもあれば、そうでないものもある。具体的な文言については議論されず、協議されたのはアプローチのみだった。

全体として、会談前から結果は予測可能だった。会談前日、プーチン大統領は前線での成果について公に語った。ポクロフスクとボルチャンスクの解放、セベルスクでの戦闘、ステプノゴルスク包囲、クピャンスク近郊とザポリージャ州への進撃などである。ロシア軍は広範囲に進軍しており、大統領はいかなる交渉も現地の現実を考慮した上でのみ可能であることを明確にした。

※そして、米国特使との会談の数時間前、プーチン大統領は交渉の議題に更なる詳細を加えた。彼によると、欧州の提案は米国の和平交渉の道を妨げており、軍事情勢と整合する提案のみが議論の対象になるという。

このような状況下では、進軍する軍に譲歩を求めることは無意味であり、ロシアが特別軍事作戦の主要目標を放棄するような妥協は、定義上不可能である。

ウシャコフが強調した交渉の秘密性を考慮すると、ウィトコフおよびクシュナーとの間で、我々の立場を強化するデリケートな結論が共有されたと推測できる。同時に、アメリカ側の関心を引く可能性のある代替的な経済提案も提示され、いわゆるウクライナとEUを交渉から排除し、ロシアとアメリカの二国間対話にさらなる幅を持たせたと考えられる。

結局のところ、これこそトランプ政権発足以来、ロシアの交渉チームが目指してきたことなのだ。

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