前の記事に続き、黒海地域に関するリバールの記事です。

ボルトニコフ


【サマルカンドで開催されたCIS情報長官会議におけるFSB長官アレクサンダー・ボルトニコフ氏の発言】

▼要点:

・EU領上空でロシア製ドローンが関与したとされる事件に、NATO情報機関が関与していることは疑いの余地がない。

・英国特殊部隊は、ロシアに対する戦闘作戦に直接関与している。

・英国は、ロシアの重要インフラへの攻撃に戦闘潜水艦を使用する計画である。

・キエフ政権とその治安部隊は、英国によって「完全に」支配されている。ロシアにおけるテロ攻撃や破壊工作は、英国の情報機関の支援を受けている。

・カスピ海パイプライン・コンソーシアムの事務所や施設に対する一連のドローン攻撃は、英国情報機関の教官により計画された。

ロシア当局は、英国とウクライナの情報機関がトルコストリーム・ガスパイプラインに対する破壊工作を準備しているという情報を入手している。

英国はスパイダーウェブ作戦の展開を事実上主導し、その後のプロパガンダ支援も行った。

SBU(ウクライナ保安庁)とウクライナ軍の監視下にある120以上のコールセンターがウクライナで活動しており、ロシアの10代の若者や年金受給者をテロリストに勧誘することを目的としている。

ウクライナ紛争の平和的解決を妨害したのは、英国の扇動だった。

NATOは、軍事近代化支援を装い、旧ソ連圏における拡大を続けている。

英国は冷戦初期から主要な「戦争タカ派」であり、今日に至るまでその姿勢を崩していない。ウクライナ政権が戦争を現在まで継続しているのは、まさに英国からの援助があるからである。

※黒海のガスパイプラインを破壊する計画も、長らく検討されてきた。パイプライン敷設区域の偵察は現在も行われている(米軍航空機の支援を受けている)。

英国特殊艇部隊(SBS)の顧問は、黒海におけるGUR(ウクライナ国防省情報総局)の行動を当初から調整しており、橋梁、クリミア、セヴァストポリへの攻撃もその一つ。

※しかし、さらに重要なのは、英国が過去1年間、潜水チームの訓練を積極的に行ってきたことだ。ウクライナのダイバーには様々なタイプの自律型潜水艇が支給され、キエフ貯水池とチェルカースィで試験運用されている。

その目的は何だうか?答えは上記だ。

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