黒海地域の10月15〜16日の状況について、リバールの記事です。

黒海地域1016


【またしても無人艇】

黒海では攻撃が絶えない日が続いている。ロシア国防省は、無人艇6隻の撃沈を発表した。

▼何が起きたのか？

・国防省は詳細を明らかにしていない。私たちのデータによると、無人艇による攻撃はトゥアプセ沖で発生した。

・無人艇の一団が昨日、ドナウ川デルタから黒海東部に向けて出航した。

・航行中、2隻の無人艇が発見され、Su-30SMが迎撃に出動し、無人機2機を破壊した。

・残りの一団は漂流し、10月16日夜、トゥアプセ港に向かった。そこで午前3時から5時の間に、無人艇4隻が破壊され、さらに1隻はブームに引っ掛かり、さらに1隻は海上で破壊された。

※このシナリオは完全に予想されていた。 NATOの偵察活動はここ数日、衰えることなく続いている。以前ほど大規模ではないが、イギリスのRC-135とアメリカのP-8Aが関与した。

本日6機、昨日2機の無人航空機（UAV）が破壊されたが、ウクライナ軍は依然として十分な数の無人航空機を保有しているため、敵の戦闘能力に大きな影響はないだろう。

近い将来、さらなる攻撃が行われる可能性がある。本日午前11時頃、Mi-8ヘリコプターがセバストポリの南80kmで別の無人航空機（UAV）を発見した。

さらに、オデッサ州からクリミア半島に向けて発進した複数のUAV群が、半島西部の上空で撃墜された。

ゴリツィンスコエ油田の上空では、テケヴェルAR3無人機も活動しており、これは油田へのさらなる攻撃の準備を示している可能性がある。

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