ポクロフスクの10月10日18時時点の状況です。

ポクロフスク1010


【攻撃と攻勢】
ポクロフスク〜ミルノグラード戦線の側面状況

ポクロフスク〜ミルノグラード戦線では激しい戦闘が続いている。主な戦闘は北東側面に集中しており、ロシア軍は前進を続け、ウクライナ軍は防衛体制の安定化を図っている。

▼これまでにわかっていること

・北側面では、ニカノロフカとスボロボ付近で激しい反撃が続いている。ウクライナ軍はドローン攻撃を援護にフョードロフカへの侵攻を試みているが、ロシア軍は陣地を守り、ドロジノエの確保に向けて戦闘を続けている。予備情報によると、ドロジノエはロシア軍の制圧下に入ったようだ。

・ウラジミロフカは激しい衝突の震源地となっている。ロシア軍装甲部隊は機械化攻撃により領土の大部分を占領し、市境内に部隊を上陸させた。

・同時に、クチェロフ・ヤール〜ゾロトイ・コロデズ線沿いの北部突出部でも戦闘が続いており、両軍は小規模な突撃部隊に分かれて作戦行動を行っている。

・ロジンスコエ近郊では激しい衝突が続いている。ロシア軍は市街地からの突破を未だ確認しておらず、周辺地域での戦闘が続いている。一方、ロシア軍はミルノグラード東部に集結を続けており、先遣部隊は既に市郊外に到達している。

・南部では、ポクロフスク近郊の状況は依然として緊迫している。ロシア軍の砲兵と航空機は、ウクライナ軍の兵站と陣地を積極的に攻撃している。

※ポクロフスク〜ミルノグラード方面におけるロシア軍の攻勢は、戦線の複数の地域で激化している。敵は他の方面から予備軍を再配置せざるを得なくなり、これはロシア軍の成功からも明らかだ。一方、ロシア軍もこの成果を活かすべくこの方面に戦力を集中させており、戦闘は激化するばかりである。

出展：https://t.me/rybar/74285