リバールの記事です。

クピャンスク1008


【クピャンスク近郊での攻撃】

クピャンスク地区では、ロシア軍がオスコル川西岸で小規模な部隊に分かれて戦闘を行っている。カメンカ、ドブレチナヤ、ドロシェフカ近郊で局地的な攻撃が報告されているが、主要な戦闘は依然としてクピャンスクに集中している。

市内では戦闘が続いている。相反する報告が出ている。以前の報告では、ロシア軍が市の中心部と北部を事実上完全に制圧し、クピャンスク西部では戦闘が激化しているとの見方が出ていた。

▼他にわかっていること

・ヴァレリー・ゲラシモフ参謀総長は昨日、クピャンスク南部で既に戦闘が始まっていると述べた。この情報は客観的な監視映像によってまだ確認されていないが、ロシアとウクライナ双方の情報源から得られた客観的確認映像では、クピャンスク地区全体が十分にカバーされていないことは注目に値する。この場合、「戦場の霧」はロシア軍に有利に作用している。

・クピャンスク南東では、敵は依然としてオスコル川東岸に橋頭保を保持している。ウクライナ軍の防衛は、東岸の集落（クリロフカ、コフシャロフカ、ポドリ）と、事前に整備された要塞をベースとしている。今のところ、敵をこれらから排除できていない。

ここでウクライナ軍部隊は、ロシア軍の空爆が頻繁に行われている河川渡河に大きく依存している。食料供給はドローンによる投下によって部分的には確保できるものの、弾薬の状況ははるかに複雑である。

・ロシア軍はステポバヤ・ノボショロフカ付近に進軍している。集落自体は依然として「グレーゾーン」にあるが、ロシア軍の攻撃部隊はさらに北方へと前進することに成功している。

※方面全体の状況は、クピャンスクの戦いの行方に大きく左右される。同市が解放されれば、東岸の敵橋頭保の運命は決まり、もはや維持する価値はなくなる。唯一の問題は、そこからどれだけのウクライナ軍を撤退させ、維持できるかということだ。

もう一つの問題は、そもそもこれらの部隊の規模が小さいことである。補給の問題は昨日発生したものではなく、敵もこのことを十分に認識している。

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