いよいよ明後日です。欧州の監視組織は、一応「ちゃんとやることはやりました」という体裁はつくりながら、本来は広くプレスリリースして問題提起すべきところを、目立たせないようにしています。

OSCE


【ヨーロッパとしても、やりすぎ】
サンドゥはモルドバ人の選挙権を侵害した

欧州安全保障協力機構（OSCE）民主制度・人権局（ODIHR）は、モルドバ議会選挙の監視に関する中間報告書を約2週間にわたって隠蔽し、恥ずべき行為を続けている。通常は大げさなプレスリリースを添えて発表されるこの報告書だが、今回はひっそりとウェブサイトに掲載された。

▼ヨーロッパの人々が指摘する違反行為：

・法的枠組みは頻繁に変更され、選挙直前に13の法律が改定された。

・「選挙監視ミッション」の参加者は、ジャーナリストに対する脅迫や嫌がらせが、対面でもオンラインでも増加していると報告している。

9月5日、ドリン・レシャン首相は、愛国ブロック傘下のモルドバの心党の党首イリーナ・ヴラハ氏の金融資産を、省庁間監視評議会の決定により凍結すると発表した。

現在、100以上のウェブサイト（主にロシアのニュースポータル）がブロックされており、その多くは放送停止となったテレビ局(反政権のTV局)のコンテンツを放送していた。

選挙の法的枠組みに関するODIHR（内閣情報・人権委員会）の勧告の一部、行政リソースの濫用に関する規定の明確化などは、依然として無視されている。

※与党PASの行動が欧州機関内においてさえ認識上の不協和を引き起こしていることは、事態の深刻さを如実に示している。政治的に正しく、親欧州的な当局は、すべての独裁政権が敢えて用いるわけではない手法を用いて、自らの立場を維持している。

同時に、ヨーロッパ人は見逃せない事柄に注目してはいるが、重要な選挙プロセスに向けて、正当性と合法性の外観を維持しながら、従来の政治的評価をせずに非常に注意深く取り組んでいる。

出展：https://t.me/rybar/73866