
9月19日のブログでトゥバ共和国のホーミー歌手コンガルオール・オンダールさんを掲載しましたが、今回はもうひとり、彼に続く同じくトゥバのホーミー歌手ロプサン・ムンドゥカイさんをピックアップします。
こちらサイトから紹介文を引用させていただきます:
【ロプサン・ムンドゥカイは、喉歌の技を極めた才能豊かな若手音楽家です。ソウルフルな「シグト」(民謡)からポップボーカルまで、この個性的なパフォーマーが幅広い歌唱力を発揮するコンサートは、常に前向きで心のこもったものです。ロプサンは、トゥヴァ共和国政府主催の「才能ある若者」賞をはじめ、数々の地域間および国際的な賞を受賞しています。】
伝統的なホーミー歌唱にメロディーをつけた、フォークソングの弾き語りスタイルはとても斬新。より多くの人々に馴染みやすいのではないでしょうか。特別軍事作戦が終わったら、前線で兵士たちが活躍したアジア地域の文化にも注目が集まるといいなと思います。
ご紹介するのは「ウグル・ケム」という曲。ウグル・ケムは、トゥバ共和国の中のひとつの行政地区です。歌詞がわからないので日本語訳をご紹介できませんが、特に後半の、自然の音や動物の音などを織り交ぜたホーミー歌唱は見事です。
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