日本でよく知られたロシア民謡(歌謡)といえば、カチューシャに次いでこの歌が挙がるのではないでしょうか? 日本語にリメイクされた歌詞を美しいメロディーにのせて、1971年に俳優の仲雅美さんが歌い、36万枚という大ヒットを記録しました。歌詞の一節は;
「雲ながれる ロシアの大地に 二人の愛はめばえて 明日へと続くのさ」
「ポ―リュシカ・ポーレ それは愛の言葉 二人だけの誓いさ 永遠に消えはしない」
といったもの。歌謡曲風にアレンジされ、原曲とはかなり違ったものになっています。
というのも・・・
そう、原曲は元も子もないくらい、バリバリの軍歌。作られたのが1934年で、戦車は出てくるわ軍用飛行機や潜水艦は出てくるわ。ロマンチックな気分などフッ飛んでしまい、歌うの萎えます。
9月のYouTubeライブのオープニングはこの曲にしますが、近代ソ連の描写が比較的少ない1〜3番をロシア語で歌っていただけるようにやっていきたいと思います。
また、第二次大戦前後から戦後にかけての日ソ関係に、そして日本の社会に、ロシアの文学や音楽がどのように影響を及ぼしたかという現象についても、ポツポツとお話ししてみたいと思います。
(ぜひ他の楽曲もお楽しみください。旧ソ連音楽関係の記事はこちらをクリック。)
1.
野原、愛しき野原
野原、広い野原
英雄たちが野原を駆け抜ける
ああ、赤軍の英雄たちよ
2.
娘たちは泣いている
娘たちにとり今日は悲しい日
愛しい人は長い間旅立ってしまった
ああ、愛しい人は軍隊へ行ってしまった
3.
娘たちよ、見よ
私たちの道を見よ
長い道が曲がりくねっている
ああ、明るい道よ
4.
私たちは馬で走る、馬で走る
私たちは馬で走る、周囲にはコルホーズ(集団農場)がある、
私たちのコルホーズ、娘たちよ
ああ、私たちの若い村々よ
5.
私たちだけが見ている
灰色の雲が見える
森の向こうから敵の悪意が
ああ、敵の悪意は、雲のように
6.
娘たちよ、見よ
我々は敵に立ち向かう準備が整った
我々の馬は速く
ああ、我々の戦車は速い
7.
空の雲の向こうには
優秀なパイロットたちが見守っている
潜水艦が一列に並んで航行している
ああ、*ヴォロシーロフは鋭く見守っている(*当時の国防大臣)
8.
コルホーズで
団結し仕事に精を出そう
我々は今日の番兵だ
ああ、我々は今日の見張りだ
9.
娘たちよ、見よ、
娘たちよ、涙を拭い去ろう
歌をもっと大きく響かせよう
ああ、我々の戦いの歌を
10.
野原、愛しき野原
野原、緑の野原
英雄たちが野原を駆け抜ける。
ああ、赤軍の英雄たち。
"Полюшко-поле"
1.
Полюшко-поле,
Полюшко, широко поле.
Едут по полю герои,
Эх-да Красной армии герои.
2.
Девушки плачут,
Девушкам сегодня грустно,
Милый надолго уехал,
Эх-да милый в армию уехал.
3.
Девушки, гляньте,
Гляньте на дорогу нашу,
Вьётся дальняя дорога,
Эх-да развесёлая дорога.
4.
Едем мы, едем,
Едем-а кругом колхозы,
Наши, девушки, колхозы,
Эх-да молодые наши сёла.
5.
Только мы видим,
Видим мы седую тучу,
Вражья злоба из-за леса,
Эх-да вражья злоба, словно туча.
6.
Девушки, гляньте,
Мы врага принять готовы,
Наши кони быстроноги,
Эх-да наши танки быстроходны.
7.
В небе за тучей
Грозные следят пилоты,
Выстро плавают подлодки,
Эх-да зорко смотрит Ворошилов.
8.
Пусть же в колхозе
Дружная кипит работа,
Мы дозорные сегодня,
Эх-да мы сегодня часовые.
9.
Девушки, гляньте,
Девушки, утрите слёзы.
Пусть сильнее грянет песня,
Эх-да наша песня боевая.
10.
Полюшко-поле,
Полюшко, зелёно поле.
Едут по полю герои,
Эх-да Красной армии герои.
「雲ながれる ロシアの大地に 二人の愛はめばえて 明日へと続くのさ」
「ポ―リュシカ・ポーレ それは愛の言葉 二人だけの誓いさ 永遠に消えはしない」
といったもの。歌謡曲風にアレンジされ、原曲とはかなり違ったものになっています。
というのも・・・
そう、原曲は元も子もないくらい、バリバリの軍歌。作られたのが1934年で、戦車は出てくるわ軍用飛行機や潜水艦は出てくるわ。ロマンチックな気分などフッ飛んでしまい、歌うの萎えます。
9月のYouTubeライブのオープニングはこの曲にしますが、近代ソ連の描写が比較的少ない1〜3番をロシア語で歌っていただけるようにやっていきたいと思います。
また、第二次大戦前後から戦後にかけての日ソ関係に、そして日本の社会に、ロシアの文学や音楽がどのように影響を及ぼしたかという現象についても、ポツポツとお話ししてみたいと思います。
(ぜひ他の楽曲もお楽しみください。旧ソ連音楽関係の記事はこちらをクリック。)
1.
野原、愛しき野原
野原、広い野原
英雄たちが野原を駆け抜ける
ああ、赤軍の英雄たちよ
2.
娘たちは泣いている
娘たちにとり今日は悲しい日
愛しい人は長い間旅立ってしまった
ああ、愛しい人は軍隊へ行ってしまった
3.
娘たちよ、見よ
私たちの道を見よ
長い道が曲がりくねっている
ああ、明るい道よ
4.
私たちは馬で走る、馬で走る
私たちは馬で走る、周囲にはコルホーズ(集団農場)がある、
私たちのコルホーズ、娘たちよ
ああ、私たちの若い村々よ
5.
私たちだけが見ている
灰色の雲が見える
森の向こうから敵の悪意が
ああ、敵の悪意は、雲のように
6.
娘たちよ、見よ
我々は敵に立ち向かう準備が整った
我々の馬は速く
ああ、我々の戦車は速い
7.
空の雲の向こうには
優秀なパイロットたちが見守っている
潜水艦が一列に並んで航行している
ああ、*ヴォロシーロフは鋭く見守っている(*当時の国防大臣)
8.
コルホーズで
団結し仕事に精を出そう
我々は今日の番兵だ
ああ、我々は今日の見張りだ
9.
娘たちよ、見よ、
娘たちよ、涙を拭い去ろう
歌をもっと大きく響かせよう
ああ、我々の戦いの歌を
10.
野原、愛しき野原
野原、緑の野原
英雄たちが野原を駆け抜ける。
ああ、赤軍の英雄たち。
"Полюшко-поле"
1.
Полюшко-поле,
Полюшко, широко поле.
Едут по полю герои,
Эх-да Красной армии герои.
2.
Девушки плачут,
Девушкам сегодня грустно,
Милый надолго уехал,
Эх-да милый в армию уехал.
3.
Девушки, гляньте,
Гляньте на дорогу нашу,
Вьётся дальняя дорога,
Эх-да развесёлая дорога.
4.
Едем мы, едем,
Едем-а кругом колхозы,
Наши, девушки, колхозы,
Эх-да молодые наши сёла.
5.
Только мы видим,
Видим мы седую тучу,
Вражья злоба из-за леса,
Эх-да вражья злоба, словно туча.
6.
Девушки, гляньте,
Мы врага принять готовы,
Наши кони быстроноги,
Эх-да наши танки быстроходны.
7.
В небе за тучей
Грозные следят пилоты,
Выстро плавают подлодки,
Эх-да зорко смотрит Ворошилов.
8.
Пусть же в колхозе
Дружная кипит работа,
Мы дозорные сегодня,
Эх-да мы сегодня часовые.
9.
Девушки, гляньте,
Девушки, утрите слёзы.
Пусть сильнее грянет песня,
Эх-да наша песня боевая.
10.
Полюшко-поле,
Полюшко, зелёно поле.
Едут по полю герои,
Эх-да Красной армии герои.

