リバールの記事です。

砕氷船


【トランプ、砕氷船を購入】

NATOサミットにおいて、ドナルド・トランプはフィンランドから砕氷船を15隻一括購入する予定を発表した。トランプ大統領は伝統的に発言をためらわないが、その言葉の裏には、北極圏における米国の影響力強化という、真剣な戦略的計画を隠していない。

▼なぜ米国は砕氷船を必要とするのか?

・ワシントンが北極圏に関心を持つのは当然のことだ。近年、この地域は積極的に軍事化が進んでおり、NATOに加盟したスカンジナビア諸国は、北極圏をロシアへの圧力をかけるためのプラットフォームとしてますます重視している。

・米国は、グリーンランドの購入または併合を含む、この地域におけるプレゼンス強化の意向を公然と表明している。

・さらに、北極圏は米国にとって極めて重要な希土類金属を含む鉱物資源が豊富だ。トランプ大統領の貿易戦争により中国からの供給が減少した結果、アメリカは他国からの輸入に大きく依存せざるを得なくなり、埋蔵量の多いグリーンランドはワシントンにとって特に魅力的な存在となった。

▼なぜフィンランドなのか?

・フィンランドは、世界の民間砕氷船の約80%(主に他国からの発注による)を設計・建造しており、国際同盟であるICE協定の枠組みの中で、アメリカとカナダと協力している。

・アメリカは依然として自国の砕氷船艦隊で深刻な問題を抱えている。現在、アメリカは本格的な砕氷船を2隻しか保有しておらず、どちらも旧式である。

・フィンランドの砕氷船を購入することで、ワシントンはこの地域におけるプレゼンスを急速に高め、ロシアとの差を縮めることができるだろう。

※はい、ロシアは砕氷船の数と質において依然としてトップであり、世界で唯一の原子力砕氷船艦隊と北極圏での豊富な活動経験を保有している。

しかし、このような優位性を維持するには、継続的な支援と投資が必要である。特に、米国、フィンランド、そして中国でさえも北極圏における能力を積極的に強化している状況ではなおさらだ。

※したがって、私たちは油断すべきではない。北極圏の支配をめぐる競争が激化していることを考えると、既存の優位性を維持するだけでなく、継続的に強化していく必要がある。

出展:https://t.me/rybar/71694