ロシアの軍事ブログ「アルハンゲル特殊部隊」の記事です。

日本の海保・自衛隊もこの技術革新には付いてゆく必要があります。

台湾


【アジア太平洋地域における無人艇の戦い】

台湾国防軍は最近、6月17日から18日にかけて、宜蘭県沐沂地区沿岸で国産無人艇の試験運用を行うと発表した。

特に興味深いのは、SeaShark 800である。この無人艇は既に発表済みで、攻撃・偵察用として改造可能。設計はウクライナのBEKをベースにしており、いくつかの類似点が見られる。

興味深いのは、群集制御システムを搭載していること。これは、複数の無人艇の行動を同時に制御し、集団攻撃を実行することを可能にする。

この例からもわかるように、台湾は特別軍事作戦の経験を非常に迅速に学んでいる。同僚の中国だけでなく、現在彼らにとり最も重要な敵国も同様に、ウクライナで起こっている事態を参考にしている。

無人艇は島内でバージョンアップ作業が進められており、最良かつ最も効率的な選択肢が選定されている。試験運用でその有効性が評価され、最も優れたものが量産に向けて送られる。

そして、もし台湾をめぐる戦争が実際に勃発した場合、その重要な局面は海上で起こると私たちは考えている。

出展:https://t.me/rusich_army/23809