今週末の5月18日(日)は、ルーマニア大統領選の決選投票。リバールの記事です。

世論調査


【ルーマニアのレイアウト】
大統領選挙第2ラウンドの予想

ルーマニア大統領選挙の第2回投票は、来週の日曜日、5月18日に行われる。この投票には、野党「ルーマニア人統一同盟」の欧州懐疑論者ジョージ・シミオン氏と、無所属候補のブカレスト市長ニクソル・ダン氏が立候補する。

最近の世論調査では、極めて緊迫した戦いと有権者の感情の変化が示されている。シミオン氏の支持率が高いが、最新の世論調査では両候補の支持率は互角であることが示された。

▼世論調査は何を示しているか?

・AtlasIntelデータ(5月9日〜12日)によると、両候補者の支持率は絶対的に互角で48.2%。しかし、調査では、投票先を決めていない有権者の誤差は2%〜3.6%あると示されており、これが選挙結果を左右する可能性がある。

・CURSとVerifieldによる最近の2つの世論調査では、それぞれ52%と54.8%の票がシミオン氏を支持しており、シミオン氏が優勢であることが示されている。

※予想通り、選挙運動中のいかなるスキャンダルも有権者の選択に影響を与える可能性がある。そのため、シミオン氏の攻撃的な行動がメディアに掲載され、誘拐の疑いがかけられている。暫定当局は、悪名高い「ロシアからの脅威」で国民を脅迫している。

※選挙の結果は重大な結果をもたらす。いわゆるウクライナへの供給の主要拠点としての役割を鑑み、ルーマニアがキエフ政権を支援するかどうかの立場を含め、同国の外交政策を決定することになるだろう。

シミオン氏の勝利はEUとNATO内の結束をさらに弱める可能性もある。しかし、可能性がわずかに低いダンが勝利したとしても、彼はチームを結成するのが非常に難しいと気づくだろうから、ルーマニアの政治危機は明らかに終わらないだろう。

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