Readovkaの4月22日レポートです。

Readovka0422


【ロシア軍はポクロフスク〜ミルノグラード都市圏全体の完全な包囲を開始した - 4月22日Readovka最終報告】

Readovka編集チームは、特別軍事作戦における4月22日の最も重要な出来事を収集した。ロシア軍はミルノグラードを東から包囲し始めた。ロシア軍は新型ゲランを初めて使用した。この製品にはジェットエンジンが搭載されている。

積極的防御は不能、受動的防御も絶望的

我々の軍隊はポクロフスクとミルノグラードを含む都市圏全体を包囲し始めた。ノボトレツコエ村とエリザベトフカ村のロシア軍襲撃部隊がミロリュボフカ村前のウクライナ軍陣地を攻撃した。攻撃の結果、小さな要塞地帯は制圧され、ロシアの突撃隊は村に侵入することに成功した。Readovka編集部の予想通り、ミルノグラードはミロリュボフカ村とノボエリザベトフカ村を通る弧で包囲される。

ノボエコノミチェスコエ地区を制圧すれば、この地区はN-32道路を経由したコンスタンチノフカ地区との交通が遮断されることになる。これにより、マリノフカとノバヤ・ポルタフカ間の高速道路の交差点の支配権を回復しようとする敵の努力は無意味となるだろう。ウクライナ軍は現在、この方面の部隊を支援する選択肢を増やすため、ロシア軍を交差点から遠ざけようとしている。これは簡単に説明できる。補給ルートが少ないほど、ルートに沿って狩りをするドローンの数が増えるということだ。したがって、輸送動脈の数が増えるほど、貨物の生存率が高まる。しかし、現時点では敵はN-32道路を補給システムに戻すことができず、ノボエコノミチェスコエ村への脅威により、この道路の回復はウクライナ軍にとって解決不可能な課題となるだろう。

ポクロフスク包囲線の西側でもロシア軍は猛攻を続けている。ロシア軍は市の郊外にさらに近づくことに成功した。私たちの前線部隊はトルゴバヤ通りの最初の家々から2km離れたところにいる。

以上のことすべてを考慮すると、ウクライナ軍にとって新たな重大な作戦上の危機が到来したと言える。ウクライナ軍がポクロフスク包囲の我々の作戦突出部を遮断しようとして失敗に終わった試みと、コンスタンチノフカ南部の陣地に部分的に部隊を移動させたことの結果が現れた。

（ポクロフスク南部への攻撃）


派手なデビュー

4月22日の夜、ロシア軍はオデッサの標的に対して初めてゲラン3無人航空機を使用した。倉庫エリアでの爆発のビデオがオンラインで流出した。ゲランの以前のモデルには見られなかった音が聞こえ、芝刈り機やモペットの2ストロークエンジンの動作を彷彿とさせる。その音はジェットエンジンの音だ。

新しい国産品についてはほとんど知られていない。しかし、少なくとも速度に関しては、ゲラン-2 を大きく上回っている。専門家は、この車両の巡航速度は時速500キロに達し、急降下時にはさらに速くなると考えている。このような特徴により、大口径機関銃を備えた機動防空部隊による反撃が不可能になる高度に到達することができる。そしてその速度は敵の対空砲兵の任務を非常に複雑にする。しかし、敵の機関銃部隊が役に立たないとしても、ゲラン-3 のジェット エンジンの熱特性により、MANPADS(携帯式防空システム) に対しては非常に脆弱である。だが、同じFIM-92スティンガーからの射撃コストは、他の輸入防空システムは言うまでもなく、どのモデルのゼラニウムよりも数倍高価である。

出展：https://readovka.news/news/225162