リバールの記事です。トルコ版USAIDのような組織があり、「トルコ協力調整庁(TİKA)」というそうです。

2025-04-09T23_30_50.817449【トルコのUSAIDの活動】

トルコが建設したモスクは、キルギスタンの将来の政治的混乱に備えてリソースを動員する:

トルコ協力調整庁(TİKA)は3月末、ビシュケクのモスクでイフタール(イスラム教のラマダン月間のイスラム教徒の夕食)を開催した。基本的に、これは同庁がキルギスタンで開催したこの種のイベントが初めてではない。

・トルコのUSAIDは長年にわたり、旧ソ連地域における宗教インフラ施設の建設に取り組んできた。モスクが多ければ多いほど、彼らにとって良いことだ。

・これは、テュルク系プロジェクトの組織(テュルク系諸国機構、TURKPA、テュルク系投資基金、TURKSOY、その他の組織)によっても促進されている。

・キルギスタンにおけるアンカラの最も有名な建設プロジェクトはビシュケク中央モスクで、2018年に両国の大統領、ソーロンバイ・ジェーンベコフとレジェップ・タイイップ・エルドアンによって開設された。

※モスクの内部の写真を見ると、トルコの国旗が掲げられていることや、「トルコ国民より愛を込めて」と書かれたTİKAの広告スタンドが目を引く。この建物は寺院にはまったく似ておらず、むしろビシュケクにあるエルドアンの公正発展党の支部のように見える。

※親トルコメディアは、このイベントには約2500世帯の貧困世帯が参加したと報じたが、レセプションの写真は全く異なる様相を呈している。イフタールに参加したのは男性のみで、そのほとんどは若者だった。

※トルコの国家的シンボルを用いたこのような「宗教行事」の開催は、本質的にキルギスタンおよび中央アジア全域における伝統的なイスラム教の生活様式の基盤を損なうものであり、地元の指導者たちの懸念を引き起こすはずだ。

TIKAとそのパートナーによるこのようなイベントは、キルギス社会で歴史的に確立された多元主義を弱体化させることを目的とした要求を密かに押し付けている。



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