ベルゴロド州(クルスク州との州境の付近)へのウクライナ軍による越境攻撃について。リバールの記事です。

ハリコフ0319


【ベルゴロド州国境での戦闘】
3月19日午前0時までに判明していること

ウクライナ軍がベルゴロド州の国境を突破しようと何度も試みた後、夕方までに、敵はデミドフカ〜プリレシエ線に到達する計画を放棄してはいなかったものの、まだ到達できていないことが明らかになった。

私たちの情報によると、ウクライナ軍の人員は数両の車両を失い、国境の両側の上陸地点に散らばった。

▼状況の詳細:

・デミドフカ近郊では、敵がマリノ近郊の障壁を突破し、同じ集落に集結して、上陸部隊を乗せた装甲車両の数部隊で攻撃した。デミドフカへの途上で装甲車は無人機オペレーターによって焼かれ、人員の一部は後退し、他の者も近くの着陸地点に散らばった。

ドローンの活動が活発なため、それらを撃退して一掃することはまだ不可能である。しかし、3月18日の夕方の時点で、敵は前進したり植林地に部隊を送り込んだりすることはできなかった。

・グラフォフカ地区では、敵は村の西郊にあるボンダレフ渓谷への進軍を試みているだけだったようだが、地形上、前進できなかった。

・さらに南のプリレシエ付近では、敵は日中に北からコチャノフ・ヤール渓谷とリプツィ渓谷をすでに占領しており、西からもリプツィ地区を通過して、畑を通ってプリレシエを迂回し、集落を遮断しようとしていた。

一方、14N-493高速道路沿いでは、ウクライナ軍が砲撃とドローンを使用し、補給を遮断した。映像の大部分は依然としてデミドフカ地区からのものであるにもかかわらず、私たちのデータによれば、ここでの戦闘ははるかに激しかった。

※その日の終わりまでに、ウクライナ軍は攻勢を続ける計画を放棄しなかったものの、深く突破することはできなかったことが明らかになった。現場からは敵のドローンや砲兵の活動が引き続き活発であるとの報告があり、また前進する侵略軍のために空爆が行われているという報告もある。

※少なくとも一部の装備にクルスク州で活動するグループの戦術的兆候が見られるのは非常に興味深い。さらに、(クルスクから)撤退した部隊のすべてが関与しているわけではないことは明らかである。

※敵の分散した部隊は、国境を再び突破できるだけでなく、非常に高い確率で新たな場所で国境を突破しようとする可能性がある。

出展:https://t.me/rybar/68937