Xでお伝えしたウクライナ軍によるベルゴロド州への新たな突破の試みについて。今回のものはロシア軍の注意をそらすためのフェイントで、本命は別の地区であろうとのこと。リバールの記事。

ベルゴロド州突破の試み


【ベルゴロド州で再び国境突破の試み】

ドナルド・トランプ大統領とウラジミール・プーチン大統領の会談前夜、予想通り、ウクライナ軍は今度はベルゴロド州で国境を越えた新たな突破を試みた。

▼2025年3月18日12:00時点でわかっていること:

・前日の夜、敵はクラスノヤルスク地区への大規模な砲撃を開始し、同時にその地区の空中偵察と国境集落付近の道路の地雷撤去を行った。ドローンの活動が大幅に増加した。

・グラフォフカ近郊で、職務中のバスの1台が爆発装置によって爆破され、職場に向かう途上の地元住民数名が負傷した。ドローンはトラックと乗用車も攻撃し、クラースナヤ・ヤルガでは無人機がバックアップ変圧器の隣に落下し、火災を引き起こした。

・現場からのかなり矛盾したデータによると、現時点で敵は約16台の装甲車両、2台の工兵車両、2台の戦車を配備していたことが分かっている。少なくとも 1 台の戦車がすでに破壊されたと宣言されている。

※現時点で関与している人員と装備の数は、破壊工作および偵察グループによる以前の侵入の試みに匹敵するが、6か月以上前のクルスク州での作戦では、はるかに大規模な部隊が戦闘に投入された。

※ウクライナ軍司令部は今回も同様の行動を取る可能性がある。つまり、比較的小規模な攻撃で前線の他の地区でロシア軍の防衛を突破しようとするか、注意をそらしつつ大規模な突破を試みるか、いずれかである。さらに、クルスク州から撤退した攻撃部隊の少なくとも一部は、ウグロエディ地域、およびクルスク州と隣接するブリャンスク州およびベルゴロド州付近の他の国境集落に「定着」した。

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