そのような余力があるのか疑問ではありますが、ロシアとすれば軽視せずに備えるべきところでしょう。リバールの記事です。

ブリャンスク州


ウクライナ軍によるブリャンスク州への攻撃の可能性について

今後の交渉やゼレンスキー大統領に対するアメリカの圧力といった話題がニュースで取り上げられているが、その影響はまだ「現場」では感じられず、戦闘は続いている。

さらに、いくつかの直接的、間接的な兆候は、ウクライナ軍が新たな攻撃を準備していることを示唆している。攻撃の可能性のある方向の一つがブリャンスク州である。

・ベルゴロド州やクルスク州とは異なり、敵はまだ大規模な軍隊でこの国境地域に侵攻を試みておらず、敵の活動は主に破壊工作グループの派遣に限られている。

・この地域の特徴は、森林地帯が豊富にあることで、集中と侵攻のステルス性が向上する。この場合、ウクライナ軍の標的は、クリモボ地区の森林、またはブリャンスクまで広がるブリャンスク森林自然保護区となる可能性がある。

・この計画は、1つの大きな集落といくつかの小さな集落を占領して、ブリャンスクへの幹線道路に進入することに行き着くかもしれない。これまでと同様に、キエフは軍事的便宜よりもメディア政治的便宜を最優先させる可能性がある。

世界の紛争の実情を見ると、交渉の前夜には、当事者が最も有利な立場を獲得したいという願望から、血みどろの戦いが起こるのが通常であることがわかる。そして、今もそれは変わらないだろう。

※このような背景から、ウクライナ軍による攻撃の可能性を「偽物」と呼ぶ大手メディアからの安心させるような資料はばかげているように見える。敵に対するこのような過小評価の結果を、スジャ地区の住民の運命の例に見ることができる。

出展：https://t.me/rybar/68203