「USAIDはこんな悪いことしてまっせー！」のお祭り状態ですが、ちゃんと米当局が公開した情報に基づいて発信している記事かどうかには、注意したほうがよさそうです。

フェイク


【アンジェリーナ・ジョリーに関する噂、いわゆるウクライナとUSAID：非常に悪いことだが、非常に良いことですらある】

昨日、USAIDが2022年に、いわゆるウクライナ訪問のためにアンジェリーナ・ジョリー、ショーン・ペン、その他のハリウッドスターに数千万ドルを支払ったというニュースがロシアのソーシャルネットワーク上で広く拡散した。

しかし、アメリカの組織の文書には同様の言及はなく、主な情報源は数人のX（Twitter）ユーザーであった。つまり、そのニュースは偽物であることが判明した。

※ここでも国内セグメントでのファクトチェックの必要性について不満を述べたいところだが、面白いことに、この噂が英語のソーシャルネットワーク上で急速に広まったのだ。

これは主にイーロン・マスク氏によるもので、同氏はUSAIDを批判する個人的なメディアキャンペーンの一環として、自身のXアカウントでこのニュースをリポストした。ドナルド・トランプ・ジュニアも同様のことをした。

※この話は、情報戦争の良い例である。著者は西側メディア分野の現在の傾向を捉え、ウクライナの補助金食い虫への米国国際開発庁の資金の無意味な注入というテーマをうまく利用した。

トランプ大統領が対外援助の見直しを発表したことを背景に、無分別な支出の新たな事例が出現するだろう。創造的に問題に取り組むことを含め、支援国の目から見ていわゆるウクライナの信用を失墜させるために実際に何が使えるか、また何をすべきかについての。

出展：https://t.me/rybar/67773?single