スジャのロシア人民間人への攻撃について。リバールは、公開されたスームィ州からのHIMARS発射映像とその時間から、攻撃はウクライナ軍によるものと特定しています。

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ウクライナ軍がスジャに攻撃を実施した場所 ー リバールの分析

昨日の夕方から、インターネットではスジャの寄宿学校の建物への攻撃について、高い注目度で活発に議論されている。ウクライナのメディアは、ロシアの空爆が民間施設に投下されたとの報道を流しているが、ロシア国防省は、ウクライナ軍がまたも挑発行為を仕掛けたとして攻撃を非難している。

秘密のベールは、スジャ州へはロシア機の飛行がないとの報告と、「エッダの長老」が公開した映像(下に埋め込み)によって剥がされた。映像では、スジャに衝突する前に、ロシア機が偵察隊は、クルスク州に隣接するスームィ州マラヤ・ルイビツァ村の南で、長距離弾道ミサイル発射装置「ハイマース」からミサイルが発射されたことを記録した。発射場から寄宿学校までの距離は約34kmである。

※ロシア軍がこれまでこの地域の敵の発射装置を繰り返し攻撃してきたことは重要。以下にそのいくつかを挙げる。
・8月、マラヤ・リビツァの北西13キロに位置するモグリツァで、イスカンデルOTRKの2回の攻撃により、HIMARS MLRS 2台が破壊された。
・同月、モグリツァ南部のセンノイで、ロシア軍はブク-M1防空システムとIRIS-Tの両方に対して攻撃を実施した。
・9月、サモタエフカ北部のT-19-01高速道路の南西6kmで、HIMARS MLRS砲台が攻撃を受けた。
・同時に、後者からそう遠くないグリブノエ付近の別のアメリカ軍施設が破壊された 。
・9月末、モグリツァとグルノフカの集落の間にあるウクライナ軍の射撃陣地への攻撃の映像が公開された。

▼敵はこのような攻撃で何を達成したいのか?

・ウクライナ勢力によるこのような挑発行為の目的の一つは、国際社会と自国国民の両方の目から見てロシア指導部の信用を失墜させることだ。

後者の課題を実行するために、クルスク州のチャットやチャンネルに関連資料が投げ込まれ、住民の不満が高まっている。同時に、こうした状況を背景に、住民による抗議活動の呼びかけも発表されており、地域の情勢は不安定化している。

・広く世論の反響を得たことで、ロシア軍の成功と同様、スジャ州とドネツク人民共和国の前線の両方における他の戦線での自らの失敗から、いくらかウクライナ国民の注意をそらすことができた。

ロシア軍が攻撃に関与したという主張を証明するために、ウクライナ軍はロシアの弾薬の破片を現場に持ち込んで「発見」し、その後ウクライナ軍の犯罪を隠蔽するストーリーを撮影する可能性が高い。

※このような状況では、特に戦闘接触線のほぼ全域にわたるロシア軍の行動の成功を背景に、敵によるこのような挑発が続くことを理解することが重要である。そしてこの点に関して、私たちはそれらに備える必要がある。それは愛国的なメディア部門と関係部門が昨日示したことだ。

出展:https://t.me/rybar/67675