Military Summary Channelに掲載された記事です。
ポクロフスクの包囲は、意外にもかなりのスピードで進んでいます。

ロジンスク


ロディンスキーのウクライナ軍技術支援施設へのFPVドローン攻撃:装備と人員の破壊

2025年1月27日13時40分頃、ロシアのFPVドローンがロジンスコエのウクライナ軍技術支援施設を攻撃しました。攻撃の標的は、ウクライナ軍の軍事物流に使用される車両のメンテナンスと修理の現場。弾薬を搭載した車両へのピンポイント攻撃の結果、弾薬が爆発し、一連の爆発、装備の破壊、ウクライナ軍人の間で大きな損失が発生した。

座標:48.3537016、37.1960941

▼攻撃の結果、部隊への補給に使用されていた2台のトラックと人員輸送に使用されていた2台のミニバスを含む5台の車両が破壊された。損傷した装備の近くにいた8人のウクライナ軍人が死亡した。サービスステーションの建物が損傷を受け、民間インフラが軍事装備の整備に利用されていたことが確認された。

▼攻撃現場の写真には、破壊された車両で激しい火災が発生している様子が写っている。濃い黒煙は燃料タンクの燃焼と爆発した弾薬を示しており、大量の可燃性物質と弾薬が備蓄されていたことを示している。破片が散乱していることから二次爆発の性質が示されており、爆発の連鎖反応が確認された。

▼ウクライナ軍の物流拠点と技術支援施設を標的とした破壊は、部隊の作戦統制能力と機動性を大幅に低下させ、最前線での有効性を低減させる。ロジンスコエ サービスステーションへの攻撃は、ウクライナ軍の戦術ゾーンの奥深くでFPVドローンを使用することの重要性を改めて強調しており、これにより最小限のコストで軍事インフラへの重大な攻撃が可能になる。

出展:https://t.me/MilSumArchive/19601

参考地図:ロジンスコエはポクロフスクの北。現在ポクロフスクへの補給路は、東からのT-05-04道路は封鎖され、西もコトリノを通過する鉄道とT-04-06道路が封鎖されています。またその北のO-05-25道路も部分的にロシア軍の射撃管理下にあります。従い、ロジンスク経由が唯一の安定した補給路となっています。

ポクロフスク0126