クラホボ方面の12月9日10時現在の状況です。

クラホボ1208


クラホボ方面：ロシア軍の支配地域の拡大とクラホボの包囲
2024年12月9日10時現在の状況

ドネツク人民共和国の戦線では、状況がクラホボ方面にダイナミックに発展しており、11月末以降、ロシア軍は支配地域をさらに拡大し、次々と集落を解放している。

・北側では、ロシア軍の戦闘員がザリャ地区に進軍し、その地区の「ポケット」を掃討し、前線を平準化した。南へは、ロシア軍部隊がクラホボ貯水池の海岸に沿って前進し、イリンカ、ベレストキを解放し、クラホボに隣接するスタリエ・テルヌィに到達した。

・市自体では、ロシア軍の襲撃グループの1つが中心部に陣取り、第5学校の敷地に三色旗を設置した。さらに南西の要塞から敵をノックアウトした。クラホボで破壊されたウクライナ軍装備品のリストも補充された。わずか数日で、ウクライナ軍はM113装甲兵員輸送車、HMMWV装甲戦闘車両、そしてもう1台のブラッドレー歩兵戦闘車を失った。

・南側面では、ロシア軍がロマノフカを解放し、ベショリー・ガイ郊外で戦闘を開始したが、そこからは集落をどちらが支配しているかについて相反する情報が依然として入ってきている。また、ロシア軍兵士はダリネエからウスペノフカに進軍し、村の南ではコンスタンチノーポリスコエ〜アノフカ線に大きく接近し、トルドボエ付近の地区を制圧した。

・今日獲得したエリアは、スホイ・ヤリまでの地域の一部であり、その路上で戦闘が勃発した。集落の南東にあるギガントとコンスタンチノーポリスコエの状況は依然として不明瞭であり、未確認の報告によれば、そこでも衝突が起きているという。

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