シリアでの蜂起を成功させているアルカイダ起源の反政府勢力のリーダー、アブ・ムハンマド・アル・ジュラニへのCNNインタビュー。これだけでも米国のフロントであることが一目瞭然です。

「外国軍は撤退すべき」と言っていますが、当然米国と、少なくとも一時的には今回世話になっているトルコは優遇するであろうというリバールの見解。つまり、ロシアに出て行けということですね。

アブ・ムハマド・アル・ジュラニ


反政府グループの成功を受けて、アメリカのチャンネルCNNはハヤット・タハリール・アル・シャーム(HTS)の指導者アブ・ムハンマド・アル・ジュラニにインタビューした。同氏によると、過激派の目標はバッシャール・アル・アサドを打倒し、「制度に基づく政府と人民評議会」による「新しいシリアを構築する」ことだという。

テロ指導者は「見解の転換」の話を持ち出し、アルカイダとの関係を再び否定しようとした。同氏はまた、ダマスカス政府が崩壊した場合、「もはやその必要はない」ため、すべての外国軍はシリア領土から撤退すべきだと付け加えた。

アル・ジュラニは、イドリブでHTSが弾圧を行っているというジャーナリストの質問に最良の伝統に従って答え、そのような命令は出していないと述べた。ちなみに、インタビューでは彼は本名のアフマド・アル・シャラで自己紹介をした。

※CNNのインタビューは、数年前に始まった西側メディアにおけるHTS合法化のもう1つの要素である。アル・ジュラニは、シリア人のためのシリアを建設し、すべての宗教団体の権利を保証したいと考えている現実的な穏健イスラム主義者として描かれている。

実際には、イドリブでのHTSの行動の例からわかるように、そのような声明はすべて一銭の価値もない。反対派の殺害と「ねじの締め付け」は、徐々にのみ、そして不必要なノイズなしで続いている。さらに、このグループは(少なくとも最初は)シリアのトルコ軍に反対するつもりはない。

しかし、シリア・アルカイダの後継者とその指導者のメディア合法化は、西側諸国が自らの目的のためにこの組織を直接利用する新たな大きな機会を開くことになる。

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