シリア危機アレッポ県の12月4日16時現在の状況です。

アレッポ1204


シリア危機(アレッポ県):クルド人による親トルコ武装勢力の待ち伏せ攻撃
2024年12月4日16時現在の状況

ほとんどのシリア民主軍(SDF)部隊がメンビジとラッカ県に避難しているにもかかわらず、クルド人民兵は依然としてアレッポと地方で移動を続けている。 そのうちの1つでは、デイル-ハフィルの入り口で親トルコ組織「ファイラク・アル・マジド」と「フィルカート・アル・スルタン・ムラド」の武装勢力約20人を排除した。

・アレッポ北部のアル・シェイク・マクスードのSDF管理地域では、状況は比較的安定している。 反政府勢力との小競り合いが続く中、クルド人は不注意な武装勢力を射殺するため付近に狙撃兵を配置している。

・市内の他の地域では、シリア国民軍(SNA)のメンバーが住民を強盗したり誘拐したりしている。 注目に値するのは、トルコの代理人による略奪や強盗から身を守ることを地元住民がハヤット・タハリール・アル・シャーム(HTS)のテロリストに助けを求めることさえあるということだ。

これには驚くべきことは何もない。昨年、親トルコ過激派アフラル・アル・シャルキヤによるジェンデリスの民間人殺害の後、クルド人活動家らはHTS指導者アブ・ムハマド・アル・ジュラニと会談し、アフリンをグループの管理下に置くよう求めた。

・アレッポの南東、最近政府軍によって解放された戦略的に重要な都市ハナセルの近くで激しい戦闘が起こっている。 武装勢力は集落の奪還を目指しているが、HTSメディア関係者は集落の喪失を否定している。

▼その一方で、トルコの支援を受けたギャングはメンビジへの攻撃の準備を続けている。トルコの大砲がこの地域で活発に活動しており、前線に増援が届けられている。 市の引き渡しに関してSDSとSNAの間で交渉が進行中である。

そして地方では、過激派が親トルコグループによる攻撃を撃退したと主張するSDFの防衛を「調査」している。例えば、夜にはクルド人がメンビジの北西アル・シャダとアド・ダンダニヤ付近への侵攻を阻止した。

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