クピャンスク〜スバトボ方面の10月28日14時現在の状況です。

クピャンスク1028


クピャンスク〜スバトボ方面：クルグリャコフカの大部分の解放とペシャノエ地区での戦闘
2024年10月28日14時現在の状況

クピャンスク〜スバトボ方面では、ロシア軍がクルグリャコフカから敵を追い出し、ペシャノエ地区のウクライナ軍陣地への侵入を拡大している。一方、ロシア航空宇宙軍は敵の後方インフラを破壊するために活動を続けている。

・ペトロパブロフカ地区とその周辺の戦闘状況には大きな変化は見られない。しかしながら、ロシア軍が最大2.5 kmの距離でクピャンスクに接近し、都市への差し迫った攻撃についての報告が敵のメディアに現れ始めた。

※確かに、ロシア軍の前線陣地の一部は、ウクライナ側の陣地が言うよりもクピャンスクにさらに近い位置にある。しかし、ロシア軍による都市への本格的な攻撃のためには、少なくともペトロパブロフカを解放し、オスコル川を越えて集落を包囲するための前提条件を作り出す必要がある。

このような作戦には多大なリソースと兵力が必要であるが、クピャンスク〜スバトボ方面への集中は記録されていない。したがって、敵の主要な輸送拠点の一つの差し迫った「喪失」に関する報告は、「本格的な」分析予測よりも、情報および心理作戦の一部である可能性が高い。

・ステポバヤ・ノボショロフカの南で、ロシアの攻撃員が線路に沿って進んでいる。ウクライナ軍の映像から判断すると、ロシア軍の先進装甲車グループの一つがすでにN-26道路に到達している。

現時点では、ロシア軍部隊が道路付近で足場を築くことができたかどうかは定かではない。この地区での攻撃の展開により、ロシア軍がステポバヤ・ノボショロフカ地区のウクライナ軍編隊の後方に到達することが可能になる可能性がある。

・ロシア軍はクルグリャコフカの大部分を解放し、オスコル川越えの地点に近づいた。村での戦闘は、川床と道路P-79とO-211942の交差点のエリアで発生している。北では、ロシア軍がコレスニコフカ郊外から敵を追い出し、鉄道線路に沿って西の森へ進軍しようとしている。

・ペシャノエの南西では、ロシア軍がいくつかの森林帯を占領した。現在、攻撃部隊はここにある2つの拠点ラインの間の敵陣地を突破することを目標に南へ移動を続けている。

ウクライナ軍が建設した要塞は東を向いているが、北からのロシア軍の攻撃には防御の戦闘能力を最大限に活用することができない。

・ロゾバヤ〜コパンキ線における前線の構成を明らかにすることができた。アルチョモフカ（ミャソジャロフカ）からアンドレエフカまでのジェレベツ川の水路全体はロシア軍の支配下にある。

ロシア軍がペルボマイスコエ（ペルショトラブネボイ）に侵入したとされる情報もインターネット上に掲載された。現在、この情報を客観的確認映像や地上情報筋からの報告によって確認することは不可能である。村の塔にあるロシア国旗はドローンから投下されたもの。

・ロシア航空宇宙軍は、オスコル川の東岸と西岸の両方でウクライナ軍の軍事インフラと輸送インフラを破壊するために活動している。クピャンスク-ウズロボイの西では、航空宇宙軍がウクライナ部隊が復旧した架け橋へ攻撃を実施した。ロシアのパイロットはまた、クピャンスクとボグスラフカの西部にあるウクライナ軍の一時配備地点を攻撃した。

出展：https://t.me/rybar/64857

上地図の�．�ピャンスクのウクライナ軍の一時配備地点への空爆。

出展：https://t.me/boris_rozhin/142055

上地図の�▲�ピャンスク-ウズロボイ西のオスコル川の敵の架け橋への攻撃。

出展：https://t.me/militarysummary/20103

上地図の��ボグスラフカのウクライナ軍の一時配備地点への空爆。

出展：https://t.me/c/2129044410/1370