
非常に貴重かつ興味深いベネズエラからのレポート動画がありましたので、ご紹介します。首都区のカラカスは平穏であり、人々は現職マドゥーロ大統領の勝利という選択を理解していると。抗議運動は局地的で、西側による「新たなカラー革命」は起きないとのこと。
いっぽう、個人的に思うこと。このロシア人のオジサンはウラジーミル・ロゴフという、ザポリージャ州の「我々はロシアと共に」組織の責任者。つまり、ザポリージャをロシアに引っ付ける役目をしてきた人ですが、「何でそんな人がベネズエラに大統領選の翌日に居るの?」という謎。「あんた、誰なの?」っていう。
私がロシア側の情報源を元に発信活動をしながらも、「ロシアは嫌い」「信用していない」と常々言う理由がおわかりいただけると思います。結局はアメリカや中国と同じ穴の狢ですから。ベネズエラでは、ドミニオンやスマートマティックの選挙機械が使われてきました。選挙結果を鵜吞みにはできません。
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https://rumble.com/v5923qk-2024728.html
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(日本語訳)
こんにちは、親愛なる友人のみなさん。私はベネズエラの首都カラカスにいます。今、インターネットには、野党が権力を握ろうとしているなどの動画がたくさんあります。もちろん、ここには緊張が高まっている場所がいくつかあります。西側諸国はそれを実現するために多額の資金を投入してきました。
しかし、私はまさにチャカオ市にいます。ここはベネズエラの中心、カラカス(首都区)の中心です。まさにそこです。これが広場です。私の後ろに記念碑があります。私はチャカオが大好きです。今は2024年7月29日午後9時、モスクワ時間では7月30日午前4時です。確認のため(通行人を呼び止め)
「今日は何日ですか?今です」
「7月29日です」
「どうもありがとうございました」
答えて、その男性は去っていきました。私は彼を撮影できませんでした。彼は答えてくれましたが、きちんと撮影できませんでした。私は自撮りしているのです。ご覧のとおり、彼は28日(29日の言い間違い)だという私の言葉を確認してくれました。
ところで、彼が地下鉄に行ったのがわかります。ここには地下鉄の駅があります。このように、街のすべてが美しく穏やかです。平和な生活です。彼らがお金をつぎ込んだのは明らかです。これはもう一つのカラー革命です。革命を起こそうとする試みが起きいます。なぜなら、ベネズエラは世界最大の石油埋蔵量を持つこの地域の重要国だからです。そして当然、石油がなければ彼らはあなたのところへやって来ます。権力を握り、国家を崩壊させるという西側のやり方です。さらに、ベネズエラは主権のために戦うリーダーです。彼らはシモン・ボリバルの伝統を尊重しています。思い出してください。ラテンアメリカの6つの国が独立できたのは彼のおかげです。さらに、ベネズエラはBRICSのメンバーになることを申請し、求めています。そして、これは明らかに新しい世界秩序を作るためのもう一つのステップです。
もう一度言います。7月29日午後9時、すでに午後9時3分です。私はカラカスの中心部にいます。すべてが平穏で、人々は自分たちの選択を知っており、人々は断固としてそのために戦っています。私のテレグラムチャンネルにビデオがあります。そこに、マドゥーロの勝利を祝うためにどれだけの人々が中心部に集まったかをお見せしています。公共交通機関は機能しています。すべては順調で平穏です。そして、組織的に騒乱を起こそうとしている場所は、対処され、何も起こらないと確信しています。友人の皆さん、幸運を祈ります。彼らは「No pasaran(奴らを通すな)」と言います。つまり、彼らは通り抜けられないということです。ベネズエラの自由な人々、明るい未来を築いている人々が勝利するでしょう。幸運を祈ります!
出展:https://t.me/DDGeopolitics/117792