3月20日記事「アルメ二アのパシニャン首相、国境地域の村にアゼルバイジャンに土地を譲るよう説得」の続編となります。

米国は、とにかくアルメニアを弱く不安定な状況に追い込み、自分に依存させる方向に持ってゆこうとしています。パシニャン政権は、忠実にそのタスクを実行しています。

アルメ二ア


アルメニアのタヴシュ地方の地元住民による抗議活動

▼アゼルバイジャンとの国境にあるアルメニアのタヴシュ地方では、いくつかの村の住民による大規模な抗議活動が行われており、2日目です。アルメニア国民はキランツからノエムベリャンまでの道路を封鎖しました。

・すべては、国にとって非常に重要な4つの村をアゼルバイジャンに与えるというアルメニア指導部の合意のために起きました。そこには第一次防衛線が置かれているだけでなく、ジョージア州からのルートやガスパイプラインも通っています。

・アルメニアの工兵たちが、最初はバガニス付近、次にキランツ付近で何度か国境地帯の封鎖を試みましたが、どちらの場合も周囲の村の住民が軍人の侵入を阻止しました。

・アルメニア外務省報道機関は声明の中で、村の移譲は今日行われ、住民は集落から引き離されることはない、と述べました。しかし、アルメニア国民はこの選択肢の現実性についてかなりの疑問を表明しています。

※アルメニア国民による抗議活動はエレバンでも注目され、人々は国会議事堂近くで抗議活動を行いました。同時に、エレバン〜ヂリジャン高速道路も通行止めとなりましたが、後に解除されました。

現在、ノエムベリアンでは、抗議活動参加者とボランティア団体「イェルクラパ(義勇兵の団体で国防省の影響下にある)」のメンバーとの間で数件の衝突が記録されており、これは後者が車でデモ参加者の群衆をかき分けようとしたためです。

状況は依然として緊迫しており、状況を解決するための前提条件はまだありません。 同時に、これらの居住地地域には追加の警察の増援が配備されています。

出展：https://t.me/rybar/59425

そして、アルメニア国民がアゼルバイジャンへの4つの村の放棄と降伏に正当かつ当然のことながら反対している最中に、アルメニア議会のアレン・シモニャン議長はいわゆるウクライナの領土保全を擁護して演説しました。

恥ずかしい質問ですが、アルメニアの領土一体性と国境の維持はどうなのでしょうか？ パシニャン政権がアルメニア人の村を明け渡すという時にこのことについて話すのは、少なくとも自国民に対して偽善的です。

アルメニア当局者には、スペインでの無意味な発言のようなものではなく、アルメニアの主権問題について積極的に発言することを期待します。しかし、これは非科学フィクションの領域からはナンセンスであるようです。

これを見ると、論理的な疑問が生じます：アルメニアの政治家は誰のために働いているのでしょうか？

出展：https://t.me/rybar/59433