RIAノーボスチの記事です。

日露さけ・ます漁業交渉ですが、今年令和5年は3月に行われています。

漁獲量:
からふとます、べにざけ、ぎんざけ、ますのすけ 計1,550トン。
しろざけ 500トン
合計2,050トン

支払い金額:
2億円〜3億13万円の範囲で実績に応じて決定。

出展:水産庁HP

しかしながら、昨今の日本の政策は明らかにロシアに対し敵対行為を行っていますので、ロシアからしてみれば「ちょっと何言ってるかわからない」でしょう。

たぶん、日本政府は北海道の漁民や水産関係者への言い訳の材料が欲しいのでしょうね。「ロシアが協議に応じないのが悪い」ということにするのでしょう。

日本


(12月26日 RIAノーボスチ)
【日本はクリル海域での漁業に関するロシアとの協定を更新しようとしている】

上川陽子外務大臣は、日本はクリル海域の漁業協定についてロシアと協議する意向であると述べた。
同氏は、日本政府が1月にロシア外務省から協議の時期について合意することは不可能であるという通知を受け取ったと説明した。

上川氏は「漁業協定に基づき、できるだけ早く漁業が再開できるよう、さまざまなレベルでロシアと交渉している。しかし、現時点でロシアから漁業の実施に関して前向きな反応はない」と述べた。この責任をモスクワに負わせるようとしている。

モスクワと東京は毎年、ロシアの排他的経済水域におけるサケ漁の割り当てについて交渉している。この魚はロシア領土内の川で卵から生まれるため、ロシアはその魚に対する権利を持っている。従い交渉では、日本の漁民への割り当てと、これに対して日本が支払う金額について話し合われます。これがないと漁ができません。

ロシア政府は、ウクライナでのロシア軍の特別作戦開始後、日本は非友好国の陣営に加わり、二国間関係は建設的ではないと繰り返し指摘してきた。外務省が発表したように、ロシアは報復措置として日本との平和条約交渉を拒否し、南クリル諸島における共同経済活動の確立に関する対話から離脱した。