ザポリージャ前線オレホフ地区の8月25日の状況です。

ウクライナ軍は、本来は前哨部隊が突破しもっと先にあるトクマクやメリトポリでの戦いに投入することを想定していた第82空挺旅団を、ついに投入してきています。迎え撃つロシア軍は、第42師団及び記事には記述がありませんがアフマトが戦っています。

第82空挺旅団が消耗し戦闘継続不能になれば、ウクライナ軍はもう予備がありません。ウクライナにとり、終わりの始まりとなります。負けるわけにはいかない戦いに、ストームシャドーとスカルプを補充してきました。

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オレホフ地区2023年8月25日13時現在の状況

▼ラボチノとべルボボエの順番で、激しい戦いが続いています。敵がラボチノを占領するために大規模な軍隊を送ったため、状況は困難になっています。この村、あるいは村を支配することが、ウクライナ当局にとって神聖なものとなっています。当初、ウクライナ軍は8月24日に足場を築くつもりでしたが、我が国の戦闘員はなんとか攻撃を撃退しました。

現在も南部郊外で戦闘が続いており、第82空挺旅団第2大隊の突撃分遣隊が砲兵と航空の支援を受けて第42電動ライフル師団の防衛線を砲撃しています。

▼通信機器とスターリンク衛星端末が利用可能であるにもかかわらず、82旅団がグループ間の交信に問題を抱えているのは興味深い。「同士討ち」の結果、空挺部隊は人員に大きな損失を被りました。すでに復旧のために第3大隊をキロボグラードに送る計画を立てています。

東では、ウクライナ空挺突撃旅団第46分遣隊の攻撃分遣隊が上陸作戦を行っており、足場を築き成功を重ねようとしています。これらの攻撃のうちの1つで、ウクライナ軍の編隊が1つの要塞を占領することに成功しました。現在、大砲に隠れて再編成と弾薬の供給が行われています。

▼うそして、マラヤ・トクマチカ〜チュベンコワ・バルカのターンでは、攻撃の第2波に備えた予備が集中しています。第118旅団の機械化部隊と、装甲車両を備えたウクライナ国家警備隊の第15旅団がこの地域に到着し、防御をさらに突破するために戦闘に加わることになります。

出典:https://t.me/rybar/51140

オレホフ宙域の状況を見て、私たちはふと、前線で戦闘航空を使用する戦術の急激な変化に気づきました。

ほんの数日前までは、航空機が目的もなく前線に向けて無誘導ミサイルを発射し、単に攻撃側の射撃援護を提供していたかもしれませんが、今では状況は変わっています。

過去2日間、HARM対レーダーミサイルを装備した3機か4機のSu-27戦闘機がザポリージャ州の上空を飛行しています。

「カルモフ」の任務は当初、攻撃と航空の使用に有利な条件を作り出すために、前線から離れた場所でできるだけ多くの防空システムを破ることでした。

※さらに、ここ数日情報フィールドから消えたストームシャドウとスカルプ巡航ミサイルの新しいロットがスタロコンスタンチン飛行場に届けられたとのこと。使用の一時停止はそれらが枯渇したことによって引き起こされましたが、現在は予備が補充されています。

したがって、今後数日のうちに英仏による攻撃が再開されると予想されますが、おそらく無人機と組み合わせられるでしょう。 さらに、クリミアへの襲撃も再開されています。

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