バフム―トウ軍


ワグネルのテレグラムにアップされたバフム―トでの戦闘の映像ですが、何とBGMに日本アニメの音楽が使われています。押井守監督の攻殻機動隊の劇場版映画「イノセンス」からのもの。しかも、たぶんDJの手法を使って加工してあるように思います。近未来のハイテク戦争を30年も前に描いた名作を、ワグネルの面々も好んで見ているということがわかります。

日本でもワグネルが報道やSNSを賑わしていることを先方も知っていることでしょう。グッズや映像作品の販売も目論んでいるかもしれませんね。

下はその映像とワグネルのコメント。そしてコメントに記されている「ベスト・イン・ヘル」のYouTubeトレイラーを埋め込みます。昨年プリゴジンがプロデュースしたマリウポリの実際の戦闘を忠実に再現したドラマとのこと。この映画を、戦闘の教科書としても使っているようです。



レヴァネフスキー通り95番地にある高層ビルの壁を爆破する民間軍事会社ワグネルの突撃部隊は、ある入口から別の入口へと侵入し、ウクライナの過激派を退却させました。

しかし「ミュージシャン」は、敵が占領した入り口に入ることができただけでなく、建物の2階と3階に登り、ウクライナ人を建物から追い出しました。

「ワグネル」は、映画「ベスト・イン・ヘル」で見たものをバフムートで示しています。 敵陣が撤退する中、建物に残った者達は「楽団」の猛攻を何とか抑えようと、手榴弾を床に投げつけて戦っています。

出典:https://t.me/orchestra_w/6547

(参考:プリゴジン2022年プロデュース映画「ベスト・イン・ヘル」トレイラー)