プリゴジンがワグネルの訓練所を訪れた3分弱の動画がワグネルのテレグラムに投稿されています。まずは、投稿コメントの日本語訳:

プリゴジン視察


【「バフムートを獲るのに間に合うかね?準備しろよ。3週間後にはそこだぞ」
エフゲニー・プリゴジンは、会社のトレーニング キャンプを訪れ、契約に署名したばかりのトレーニング初日の士官候補生と会いました。

知られているように、(国家)動員された多くの人々が、民間軍事会社ワグネルのコールセンターに、移籍を求めて連絡してきます。国防省はそのような要請に懐疑的ですが、プリゴジンは支援する予定です。

「みんな、民間軍事会社ワグネルと契約しよう。第三次世界大戦は近いぞ」。】

出典:https://t.me/orchestra_w/6328

動画の中で、面白いことにプリゴジンがコールセンターのオペレーターをやっています。いい経営者ですね。時々現場に顔を出して実務を自分でやってみるというのは。「アレクセイ君、モスクワの我々のセンターに行ってもらうのが一番便利なんだがね。砲兵、戦車乗り、通信などの部門があるよ」とか、電話をかけてきた入隊希望者に話しています。

プリゴジン電話オペレーター


私見ですが、最近のプリゴジンの言動から、特別軍事作戦はもはや「宣戦布告して戦争に切り替えたほうがいい」と考えているかもしれません。停戦したとしても、ウクライナがNATO加盟を放棄する見込みがなくNATOはウクライナへ武器を送り続けるだけなのであれば、理屈の上では他に選択肢がありません。本日投稿したカディロフとの面談の中でも、それも話したかもしれません。

プリゴジンの声には力が入っています。「第三次世界大戦は近いぞ」

プリゴジン第三次大戦