先日の記事で、プリゴジンが「バフム―トへのウクライナ軍の反撃に備え国防省の協力が必要」と訴えていることをお伝えしました。

いっぽうで、国防省からの協力が最悪なくても何とかする準備を始めたかな?と感じさせるプリゴジンの発言がありましたので、ご紹介します。

解放した土地は1平方メートルたりとも渡していないという自負と、5月中旬までに戦闘員を3万人増員するという方針。

ウクライナ軍はバフムート周辺に7万人を集めていると言われていますので、「攻撃vs防御の兵力バランスは3:1」の法則からすれば、予備も含めて守備兵で3万人欲しいところでしょう。

私見ですが、ロシア国民からも歓迎されるかもしれません。国防省のほうは長期戦で構えていますから、若いロシア人男性は
「やる気のある連中にワグネルに入ってもらって、さっさと終わらせてくれよぅ〜 いつ追加動員になるかハラハラさせられるのはゴメンだよぉ」
と思うのではないでしょうか。

プリゴジン解説


エフゲニー・プリゴジンは、特殊作戦における民間軍事会社ワグネルの貢献度に関して軍の周辺からの批判に応えました。 さて、国防省は「ミュージシャン」が(特別作戦でロシアが解放した土地全体の面積の)1%しか占領していないことを挙げています。
会社の代表が指摘しているように、2022年2月と2023年3月について話す場合、まず、全体の土地の規模を理解する必要があります。

「ここでパーセンテージを計算するのは完全に正しいとは言えませんが、民間軍事会社ワグネルの貢献は2%であることに完全に同意します。しかし、この間、他のすべての軍事組織はほぼ100,000平方キロメートルを失いましたが、民間軍事会社ワグネルは1平方メートルも失っていません。奪われたすべては、すべて私たちのものでした。

出典:https://t.me/orchestra_w/5604

「5 月中旬までに、部隊内の戦闘員の数を3万人増やす予定です」エフゲニー プリゴジン。
民間軍事会社「ワグネル」の代表は、スポーツクラブをベース「オーケストラ」の募集をするイニシアチブが実を結んでいると述べました。現在、募集は1日500〜800人、時には1日1200人まで募集しています。

フゲニー・ヴィクトロヴィッチ。3月2日に希望者のテストを開始した最初のセンターであるモスクワの武道クラブにて。テストの後、新兵は訓練キャンプに送られます。

出典:https://t.me/orchestra_w/5646

新兵