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個人的にツボにハマったので、ご紹介します。ロシアからマクドナルドが撤退するとのことで(従業員に給与は払い続ける。つまり遠からず再開できると見込んでいる)、最終日に行列ができたことが話題になりました。

90年代にモスクワにマクドナルドの1号店が出来たときには、衝撃を受けたものです。食べに行って、ホントにマックの味だった時には感動しました。
ロシアの自由化の象徴のような存在でしたが、それが無くなるというのは寂しいものです。最期に行列に並んでも食べたい気持ちが解ります。

さて一方、バーガーキングは営業を続けるとのこと。契約上の問題らしく、親会社の持ち株会社が一方的にロシアのチェーン店舗の所有者を切ることができないようです。
何にせよ、ロシアの一般市民にとっては貴重な憩いの場が残ることは朗報だと思います。

バーガーキング店内


(3月18日19:50 タス通信)
バーガーキングロシアのオーナー、制裁によるレストランを閉鎖を拒否

ロシアのバーガーキングファーストフードレストランチェーンのオーナーは、西側諸国の制裁が課された後も、ロシア市場を離れることを拒否しました。

Restaurant Brands International Inc.(RBI)ホールディングの国際問題担当社長であるデイビッド・シャイアによって発表されました。 バーガーキングも含まれます。

「私たちは(ロシア連邦の)主要な事業者に連絡し、ロシアのバーガーキングレストランの営業を停止するよう要求した。しかし彼らはこれを拒否した」と、シャイアはRBI公式ウェブサイトに投稿した声明で述べました。

彼は、「(フランチャイズ)契約を一方的に変更したり、パートナーの片方が単に契約から抜けたりキャンセルしたりすることを、許可する法的根拠がないのです」と説明しました。

「私たちは事業の株式を売却するプロセスを開始しました。すぐに実行したいと思いますが、既存の合弁契約の条件を考えると、これに時間がかかることは明らかです」とシャイア氏は述べました。

彼はまた、RBIは「運用、マーケティング、サプライチェーンのサポートを含む、ロシア市場に対するすべてのサポートを停止した」と述べました。さらに、ロシアでの新規投資とレストランチェーンの拡大も拒否しました。

シャイアは、VTB Capitalに加えて、ロシア市場での合弁事業には、ウクライナの金融グループであるInvestment Capital Ukraineが含まれていることを指摘しました。 ロシアの約800のバーガーキングレストランの運営は、Shokoladnitsaチェーンのコーヒーハウスの創設者であるアレキサンダー・コロボフによって管理されています。