初めて就職したのは一部上場の大きな会社だったので、同じようなことが行われていました。

例えば、ふいに上層部から意味不明の文書が降りて来る。
「賄賂や入札での談合など、決して行ってはならぬ。取締役会は許可しない」
しかしそれは、本当の意味で
「法令順守を徹底しましょう」
ということではありません。上層部は、業界の商慣習を解っている。摘発されたときに
「あなたが最高責任者ですよね」
とならないために、自分の身を守る文書です。
「私は無関係です。普段からちゃんと通知しています。なのに現場が勝手にやりました」
と逃げるための。
尚、30年も昔の話です。現在はきっと綺麗になっているでしょう。

さて、厚労省の心筋炎への対応のニュースが、海外では大変に好感を持って受け止められています。「なんて日本は理性的で素晴らしいんだ」と。日本の組織文化は解りにくいのでしょうね。



一部引用:
【モデルナとファイザーの新型コロナウイルスワクチンについて、若い男性でごくまれに心臓の筋肉に炎症が起きる「心筋炎」などが起きていることから厚生労働省は重大な副反応として注意を呼びかけるとともに、医療機関に報告を求めることを決めました。】
【提案は部会で了承され、厚生労働省は近く自治体に通知することにしています。】

自治体に通知・・・ですか。

自治体や現場の医師のみなさん、どうされますか? これ、厚労省はもう
「ヤバい」
って気づいていますよ。

彼らのミッションは「ワクチン接種するメリットのほうがデメリットを上回る」を国民に信じ込ませ接種させながら、いざとなったら逃げられるようにしておくことです。だから、
「こんなこと聞いてませんよ!」
という被害者やご遺族がジワジワと増えてくることに備えて、自治体や現場の医師に責任を押し付けてきています。
「しっかり伝わっていなければ、あなたたちの責任ですよ」
と。

なぜ厚労省が率先して大々的に「心筋炎にご注意ください!」とやってくれないのか?
怖くなって接種者が減るとイケナイからです。あくまで厚労省は、打たせる方向で旗を振る。

12月24日に、厚労省のHPでデータが更新されています。



一部引用:
【国内外では、医療機関から副反応を疑う事例が幅広く収集されており、これまでワクチンと因果関係があると考えられていなかった症状も含めて、幅広く評価が行われた結果、このような知見が得られてきました。引き続き、国内外の最新の情報を注意深く収集し、皆様にお知らせしてまいります。】

おいおい「このような知見が得られてきました」「皆様にお知らせしてまいります」って、ふざけないでくださいよ。

まだわからないことが多いワクチンであることを、最重点に伝えるべきだ。

「でも、メリットが大きいよね。第5波ではスゴイ効いたよね」
と問われたら、
「因果関係不明だよね」
と答えます。
そうですよね。罹患したがワクチンが体内で機能し重症化を押さえたことが、科学的に検証され証明された人が一人でも居るのでしょうか?
副反応を「因果関係不明」と言い張るなら、効果も「因果関係不明」。いいとこ取りはナシ。

注射器