想い起せば1年前、この3氏から発信される一言一言に世界中が大注目していました。その後も多くの人々のオピニオンリーダーであり続けていますが、互いの関係は残念なことになっています。私が3氏をどう見ているかを書いておきます。

リンさんまずリン・ウッドさんについては、あまり多くを語る必要はないでしょう。どれほど深く私が傾倒しているかは、読者の皆様ご理解くださっていると思います。正しい人ですし、とにかく尊敬しています。生き方もそうですが、あの並外れたパフォーマンス力。私にとりスーパースターです。
そして、親近感を強く感じます。物事を曖昧にできず突き詰めすぎて「触ってはいけない所」をあからさまにしてしまう。結果、それまで仲良くしてくれていた人々が引いていってしまう。自分の人生も、そればかりです。

リン・ウッドさんを悪く言う人の言い分は、
「アイツの言った通りにゼンゼンならなかった。軍は動かなかったし、トランプさんはWHから出て行ってしまった。アイツのせいで『トランプ支持者は陰謀論者だ』と言われる。大迷惑だ」
です。冷静に振り返れば、リン・ウッドさんが言っていたのは
「ペンスは信用できない。軍が動くと信じている。軍は大統領ではなく憲法に忠誠を誓っている。」
でした。

ペンス氏が選挙人票を突き返すことはないというのは、その通りだった訳です。その部分は棚に上げて「ペンスは真の保守だ。きっとやってくれるさ」と言っていた人までがリン・ウッドさんを嘘つきの厄介者よばわりする。強いて言えば、シドニー・パウエルさんが言うように「トランプは国を守るために、側近のすべてを首にすべきだった」つまりそうしてでも軍を動かさなかったトランプに責任がある。

時々コメントでも「トランプさんよりむしろリン・ウッドさんを信用しています」というお言葉をいただきます。それはこのあたりでしょうね。しかし、軍を動かしていたら物凄いハレーションが起きたはずです。トランプ派はそれをもってトランプ判断を擁護するでしょう。難しいところです。

カイル・リッテンハウスくんの件は、たぶんリン・ウッドさんが言っていることが正しいと思います。疑いが晴れることを願います。が、しかしメディアが「実はリン・ウッドが正しかったのです!」と謝罪訂正してくれることはないでしょうね。厄介者のイメージだけが残る。とことん損な役回りで、ホント身に染みて親近感を感じます。

次に、マイケル・フリン将軍。

今日また、リン・ウッドさんがマイケル・フリン氏についてテレグラムで連投しており、彼はトランプ支持者ではなく2024年の大統領選に立候補しようとしていると。確かなことは不明ですが、なるほど、そういう見方がありますか。いや、あるでしょうね。

私の見方ですが、
「マイケル・フリンはDSか?」
と聞かれたら。
「当たり前ですよ。DSから来た人です」
と答えます。
だって、国のトップの情報将校だった訳ですから。時の政権に仕えてきたのですから、オバマがやってきたことの実行部隊であった時期もあったでしょう。当然のことです。
「それでは、今もDSとつながっていると思うか?」
と聞かれたら、
「当たり前じゃないですか。パイプ持ってなくてどーすんですか」
と答えます。
例えばですが、民主党に居た人がいま自民党になっている。でも古巣の仲の良かった連中とはつながりを持っていて、何かのときには情報交換できるようにしている・・・こんなの、普通です。いや、私はそれが普通に見えてしまう、心が腐敗した人間です。

この点はリン・ウッドさんとは、認識は共有しますがその受け止め方は違います。彼は、そのような人は政治から離れてもらいましょうという立場。私はそれでも、今、バイデンの暴政に反旗を翻してくれる強いリーダーとして、立ってほしいと思います。

フリンさん核心的な部分について私の見解を述べます。
軍の中で、権力闘争があったのだろうと推測します。マイケル・フリンはオバマ/ヒラリーを斬ってトランプを大統領にするサイドで勝負した。だから狙われた。
マイケル・フリンには「トランプを大統領にしたのは自分だ」という位の気持ちがある。そして1年前のあの時点で、トランプに軍を動かしてほしかった。軍の内部も民主党ーCCPにかなり犯されていて、そんなことをすれば内戦が起きかねない危うさはある。しかし、それをやって一気に軍の浄化に持っていきたかった。ところが、あてが外れた。トランプは最後の最後には戦闘は避ける人間であることが解った。


私は過去に、選挙に深く関わっていた時期があります。政治家になろうとする候補がよく口にする言葉は
「自分が理想とする政治を行うには、人をあてにするのでなく自分でやるしかないという結論に至りました」
フリン将軍もまた、米国を守るために軍の浄化と立て直しを行うことは、人に頼っては出来ないと考えているとしても不思議ではありません。大いに結構だと思います。2024年に大統領選に立つのであれば、素晴らしい共和党予備選になることを期待したいと思います。

最後に、シドニー・パウエルさん。

パウエルさん選挙後に選挙の完全性に寄与する団体としてDefending the Republicを立ち上げましたが、ワクチン接種が進むにつれて、その闇に気付いた彼女が、被害者の駆け込み寺のような形で法務相談・裁判を行うこともやるようになった。しかしながら、同団体が最も寄付を集めたであろう初期の段階では、寄付者は「トランプから盗まれた選挙を何とかしてくれ!」という思いだったことでしょう。「他のことに使うのは、どうか?」という点は、パトリック・バーン氏やフリン兄弟と意見が割れたとしても不思議ではありません。ドミニオン裁判だけではなかったと推測します。

私たちが、
「それはいいんじゃないの?パウエルさん頑張ってるし、国のためだし」
という気持ちを抱くことと、
「法律上、どうか」
は、別問題です。
つまり、最初に届け出た団体の定款がどうであったか。その定款とは違うお金の使い方をしていれば、違反行為になります。
フロリダの件は確定していて、未登録で寄付を募り1万ドルの罰金を支払っています。
「それくらい、あるさ。ドンマイ」
という人も居るでしょうし、
「素人ならともかく、法律家としてはそれだけでアウトだ」
という人も居るでしょう。リン・ウッドさん的には、後者なのでしょう。

私がHara Channelでパウエルさんをフォローしているので、
「きっと原はパウエルさんの潔白を信じてくれているのだろう」
と、好感を持ってくださっている方がいらっしゃいましたら、大変申し訳ございません。
私は、パウエルさんがかなり罪深い違反行為をやってしまっているところまで想定しています。それでも、あれだけ大きな力で被害者たちの盾になり「子供には打たせないで」と声を上げてくれる女性ボーカルは、そうそうは居ない。社会に尽くしてくれる、大いなる人物と見ています。

長くなってしまいました。最期までお読みいただいた方には、感謝しかありません。ぜひ今後ともよろしくお願いします。