ポッカリ時間が出来ているこの機会に、今年たくさんお伝えしてきたことを、私が個人的にどう見ているかを書いておきます。

まずは、トランプ大統領復活の道筋について。いつも注意深く前置きをした上で情報発信していますが、そうはいっても「トランプ大統領が帰ってくるんじゃないか?」という情報を求めている人々が、私のサイトへは集まっていると思います。

私は元々「犯罪は摘発されるべきで、間違いは正されるべき」という観点から問題をとらえていて「トランプさんに帰ってきてもらうこと」が主眼ではありません。「同じようでいて、別々のことだ」とそっけなくもとれるし「別々のことだが、同じことだ」とも言えます。

継続してご視聴・お読みいただいている方にはクドくなり恐縮ですが、トランプさんが大統領に復帰する道筋は、ABCプラン+番外編の4つがあります。

Aプラン・・・選挙監査で州議会が選挙承認を取り消す路線。ただし、州議会が承認取り消しても今の国会が「はい、では我々も大統領取り下げましょう」とはならない。

Bプラン・・・2022中間選挙で共和党が大勝しトランプさんが下院議長になる。バイデン/ハリスを弾劾し、大統領継承順位第3位であるトランプさんが大統領に復帰する。

Cプラン・・・2024年の大統領選挙に勝利する。

番外編・・・マイク・リンデルさんの空中戦。

で、私の見解ですが、
「州議会と司法がこんなにダメなのか」
というのが正直なところです。
上に申し上げた通り、私は「間違いは正されるべき」というスタンスからAプランを目標にすべきと考えます。しかし現実は・・・

自分の身を守るためでしょうが、ウィスコンシン州議会は「大統領選を取り消す制度は、憲法上も州法上もない」という見解を超党派で出していて、どんなに酷い犯罪が暴かれようと選挙結果が覆ることはいまの議員たちの任期中はなさそうです。
共和党リーダーのロビン・フォスは「大統領を降ろす制度は弾劾以外にない」と言っている。つまり暗に「犯罪を摘発し、選挙不正を暴くところまではやります。あとは大統領を戻したければそれは国会の仕事です」ということ。爆弾を国会にパスしている。さすがMr.玉虫。

という訳で、結論。Aプランが達成するしないに関わらず、Bプランに合流すると見ています。

ただし、Bプランはやや恣意的で、
「そこまでして敢えてトランプさんをホワイトハウスに戻すの?」
という意見は出るだろうと思います。
下院議長になれば、あるいはトランプさんが下院議長にならなくても共和党が大勝すれば、予算の権限を共和党は持てる訳です。「バイデンの無茶な政策には何一つ予算をつけない」ことで政権を事実上無力化することもできますので、
「何で敢えてポストにこだわるの?」
という議論には、なるでしょう。

どうしてもトランプさんを大統領に戻したい方は、トランプ下院議長論を唱えているマット・ゲイツ下院議員を応援しましょう。



余計なことを言えば、私は心が汚れているので、違うことも考えてしまいますけど。
「トランプが下院議長になるぞ!ひょっとしたら大統領に復帰できるぞ!」
とキャンペーンを打てば共和党がより選挙に有利になるということかな? なんて。

さらに言えば、彼は性的人身売買の容疑でピンチのようです。改選に危機感を抱いている背景もあるかもしれません。真相は不明ですが、微妙ですね。



トランプ


尚、マイク・リンデルさんの「番外編」は、理屈ではなくロマンです😊 理屈抜きで、応援していきます。