今年は大きな選挙の年。国民全体の身近な関心ごと「医療問題」と、普段は縁遠い「外交安全保障」が一体となっている状況下での国政選挙は、議論しがいのあるところです。

「ドクター・ファウチと武漢研究所」が米国メディアで加熱してゆきますが、日本の大手メディアがどれほど伝えるか。ウィルス流出が意図的とすれば、生物兵器による攻撃を日本もモロに食らった訳です。意図的でないとしても、厳しく責められて然るべきずさんな政策だったでしょう。「そんな国が隣にあるのだ」という視点で、国政政党を選ぶ・・・

てことには、ならないでしょうね。マスコミがそうは誘導しないだろう。むしろ、この経済をどうしてくれるか、ワクチンをどうしてくれるか。こうなった原因には、目を向けさせないだろう。

ホントは全部ワンセットなんですけどね。多くの国民に全体像を見せて国つくりについて議論する良い機会なのだけれど・・・などとは、悠長なこと。

「議論じゃねぇんだよ!明日どうするかなんだよ!生きてけるなら中国になってもいいよ!」
そんな状況でしょうね。まぁ、そう仕向けられているのですが。

メディアで注目が集まっている業界は、不謹慎ですが、まだマシ。

当ブログで度々紹介している「新型コロナと貧困女子」は、いい取材だと思います。
【「もう、なにをやっても無理です。政府は私たちに死ねって言っているのでしょうか。本当にどうしていいかわからない」】

個人的に何より訴えたいのは、女子大生が学費を稼ぐために体を売ることが常態化している。卒業後も奨学金を返済するために体を売り続ける。そんな女の子たちが、安心して自分の子を持ち育てるだろうか? そして、その稼ぎ口すらコロナ禍で奪われている。

「大学無償化」が急務。飲食店への時短命令を止め、補償金の分を大学無償化へ向けるべきです。実はそれが、国防でもある。

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新型コロナと貧困女子【電子書籍】[ 中村淳彦 ]
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