プーチン大統領がドルから離脱しロスチャイルドと手を切ると発表したという説がネット上で語られているようです。ロシア関係は私の守備範囲かなと思い、ざっと調べてみました。
この説は2016年の次の記事がどうやら元になっていて、この話が使いまわしされていることが多いようです(日本語訳はいちばん下)。現在の金融システムと上層階ファミリーたちを打ち砕いてくれる強いリーダーが潜在的に求められるのでしょうね。
調べてみてよかったのは、大統領選で繰り広げられたのと同じ話が実は昔からあるのだなと学んだこと。なるほど「ほらまたコイツらが出てきやがった」という論法で、選挙不正の議論までひっくるめ、陰謀論にレッテル貼りしようと反対勢力はしてくる訳だ。
しかし個人的には、この手の物語が必要とされる部分もあると思います。暴力などの違法な行為をするのでなければ、このような読み物を活力の元として前向きに日々を過ごせる人々が居るなら、社会秩序を維持するために立派に役割を果たしている。
これに対する2020年6月10日のファクトチェック記事がありました。翻訳しませんが、プーチンはそのようなことを言っていないと。また、具体的にそのオーダーがいつ出されたかなども不明。
これは私見ですが「クレムリンのソースによると、プーチンはそう決めたらしい」みたいな感じで、かなりぼんやりしています。また、ロシアで仕事をしていた者としての感覚からも、ドルから離れるというのは、よほど普通でないことが起きない限りはちょっと考えられないです。
ただし、普通でないことが起きると言う方を完全否定できるほどの知見も持ち合わせていません。
背景として、記事の書かれた前年の2015年はそれまで100ドルレベルで推移していた原油価格が30ドル代までドーンと下がった時期。ロシア経済も大打撃を受け、ロスチャイルド企業のロシアビジネスも立て直しを迫られているという、当時のロイターの関連記事を見つけました。「ロスチャイルドだって厳しい」というアピールにも見えます。欧米資本の象徴のようなものなので、原油価格の急激な変動の怒りの矛先にはなりがち。これもリンクだけで失礼します。
では、いちばん上の記事の日本語訳です;
「プーチン、ロスチャイルドと彼の新世界秩序銀行カルテルファミリーがロシア領土に入ることを禁止」
近頃、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、国のためにひとつの決定を下しました。 「いかなる状況においても」ロスチャイルド家のロシア領土への入国を禁止する。
新世界秩序の計画に加えて、ジェイコブ・ロスチャイルドの禁止は驚きもなく当然です。
ロシアがロスチャイルドに対して持っていた借金を支払った後、プーチンは彼の行動について顧問に知らせることを躊躇しませんでした:「彼らの首筋をつかみ、ロシアの裏口から追い出した。」
問題の会議の間、プーチンは国を乗っ取るという秘密のエリートの課題に明らかに不満を持っていました。
テーブルを叩きつける行為と新世界秩序を破壊するという約束は、プーチンの誠実さの明確な証です。
クレムリンの情報筋によると、ロシアの大統領は確かにロスチャイルドに対して彼の国のために戦っています。 ウラジーミルプチンは主張します:「彼らが世界を所有しているのではないし、やりたいことを何でもする自由裁量権も持っていない。 我々が彼らに挑戦しなければ、他の問題が起きるだろう。 私たちは彼らにいじめられはしない。」
ロシアの経済は危機にある
情報筋によれば、ロスチャイルドの銀行業務はロシア経済に損害を与えました。 この道を続けることは、人口のより多くの苦しみにつながるだけです。
ウラジーミルプチンは大統領就任当初から、ロシアの社会的および経済的状況を最優先事項としてきました。 独裁者ミハイル・ホドルコフスキーの彼の逮捕はほんの始まりに過ぎませんでした。
また、ホドルコフスキーは、ヘンリーキッシンジャー、アーサーハートマン、さらにはロスチャイルドをオープンロシア財団の理事に指名したことでも知られています。
さらに、バックオーナーの行動に腹を立てたプーチンは、ほんの数秒で彼らを追い出しました。 プーチンは、世界情勢に強い情熱を持った歴史専攻の学生であったので、これらの組織とその計画を理解することができました。
ロシア大統領にとっての主な目的は、ロスチャイルド家などのメンバーからの紛争を回避することでした。
ロスチャイルドは新しい世界大戦を始めようとしているのでしょうか? 第三次世界大戦に備える必要があるでしょうか?
ロシア経済のために、ロスチャイルドと戦う
プーチンは彼らに終止符を打とうと試みましたが、新世界秩序はロシアだけでなく世界中にその支部を広げ続けています。 ウラジーミルプチンのおかげで、ロシアはいま安全です。
世界の支配はもはや問題ではありません。 プーチンによるロスチャイルド計画の禁止は、ロシアに対する彼らの影響力と拡大を終わらせました。
現時点で最大の脅威の1つであるとしても、ロスチャイルドは現在、大統領から怖がって走っています。 一方、彼に関連するイメージとは異なり、メディアは、正しいことのために戦うプーチンの力を強調していません。
真実は、プーチンがより良い世界を創造しているということです。 彼は、ある政府によって導かれてい、る世界を統一し創造するという新世界秩序の計画に反対しようとしています。
明確な例は、シリアでの彼の行動です。 そのような状況で、彼は国家の主権を擁護し、また強力な指導者としての彼の評判を高めました。
人々は注目し始めています。 それ以上に、何があっても新世界秩序に対処しなければなりません。 これらすべてを知った上で、世界は腰を下ろして、ロスチャイルドのような人々が世界を支配するのを待つつもりですか?

この説は2016年の次の記事がどうやら元になっていて、この話が使いまわしされていることが多いようです(日本語訳はいちばん下)。現在の金融システムと上層階ファミリーたちを打ち砕いてくれる強いリーダーが潜在的に求められるのでしょうね。
調べてみてよかったのは、大統領選で繰り広げられたのと同じ話が実は昔からあるのだなと学んだこと。なるほど「ほらまたコイツらが出てきやがった」という論法で、選挙不正の議論までひっくるめ、陰謀論にレッテル貼りしようと反対勢力はしてくる訳だ。
しかし個人的には、この手の物語が必要とされる部分もあると思います。暴力などの違法な行為をするのでなければ、このような読み物を活力の元として前向きに日々を過ごせる人々が居るなら、社会秩序を維持するために立派に役割を果たしている。
これに対する2020年6月10日のファクトチェック記事がありました。翻訳しませんが、プーチンはそのようなことを言っていないと。また、具体的にそのオーダーがいつ出されたかなども不明。
これは私見ですが「クレムリンのソースによると、プーチンはそう決めたらしい」みたいな感じで、かなりぼんやりしています。また、ロシアで仕事をしていた者としての感覚からも、ドルから離れるというのは、よほど普通でないことが起きない限りはちょっと考えられないです。
ただし、普通でないことが起きると言う方を完全否定できるほどの知見も持ち合わせていません。
背景として、記事の書かれた前年の2015年はそれまで100ドルレベルで推移していた原油価格が30ドル代までドーンと下がった時期。ロシア経済も大打撃を受け、ロスチャイルド企業のロシアビジネスも立て直しを迫られているという、当時のロイターの関連記事を見つけました。「ロスチャイルドだって厳しい」というアピールにも見えます。欧米資本の象徴のようなものなので、原油価格の急激な変動の怒りの矛先にはなりがち。これもリンクだけで失礼します。
では、いちばん上の記事の日本語訳です;
「プーチン、ロスチャイルドと彼の新世界秩序銀行カルテルファミリーがロシア領土に入ることを禁止」
近頃、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、国のためにひとつの決定を下しました。 「いかなる状況においても」ロスチャイルド家のロシア領土への入国を禁止する。
新世界秩序の計画に加えて、ジェイコブ・ロスチャイルドの禁止は驚きもなく当然です。
ロシアがロスチャイルドに対して持っていた借金を支払った後、プーチンは彼の行動について顧問に知らせることを躊躇しませんでした:「彼らの首筋をつかみ、ロシアの裏口から追い出した。」
問題の会議の間、プーチンは国を乗っ取るという秘密のエリートの課題に明らかに不満を持っていました。
テーブルを叩きつける行為と新世界秩序を破壊するという約束は、プーチンの誠実さの明確な証です。
クレムリンの情報筋によると、ロシアの大統領は確かにロスチャイルドに対して彼の国のために戦っています。 ウラジーミルプチンは主張します:「彼らが世界を所有しているのではないし、やりたいことを何でもする自由裁量権も持っていない。 我々が彼らに挑戦しなければ、他の問題が起きるだろう。 私たちは彼らにいじめられはしない。」
ロシアの経済は危機にある
情報筋によれば、ロスチャイルドの銀行業務はロシア経済に損害を与えました。 この道を続けることは、人口のより多くの苦しみにつながるだけです。
ウラジーミルプチンは大統領就任当初から、ロシアの社会的および経済的状況を最優先事項としてきました。 独裁者ミハイル・ホドルコフスキーの彼の逮捕はほんの始まりに過ぎませんでした。
また、ホドルコフスキーは、ヘンリーキッシンジャー、アーサーハートマン、さらにはロスチャイルドをオープンロシア財団の理事に指名したことでも知られています。
さらに、バックオーナーの行動に腹を立てたプーチンは、ほんの数秒で彼らを追い出しました。 プーチンは、世界情勢に強い情熱を持った歴史専攻の学生であったので、これらの組織とその計画を理解することができました。
ロシア大統領にとっての主な目的は、ロスチャイルド家などのメンバーからの紛争を回避することでした。
ロスチャイルドは新しい世界大戦を始めようとしているのでしょうか? 第三次世界大戦に備える必要があるでしょうか?
ロシア経済のために、ロスチャイルドと戦う
プーチンは彼らに終止符を打とうと試みましたが、新世界秩序はロシアだけでなく世界中にその支部を広げ続けています。 ウラジーミルプチンのおかげで、ロシアはいま安全です。
世界の支配はもはや問題ではありません。 プーチンによるロスチャイルド計画の禁止は、ロシアに対する彼らの影響力と拡大を終わらせました。
現時点で最大の脅威の1つであるとしても、ロスチャイルドは現在、大統領から怖がって走っています。 一方、彼に関連するイメージとは異なり、メディアは、正しいことのために戦うプーチンの力を強調していません。
真実は、プーチンがより良い世界を創造しているということです。 彼は、ある政府によって導かれてい、る世界を統一し創造するという新世界秩序の計画に反対しようとしています。
明確な例は、シリアでの彼の行動です。 そのような状況で、彼は国家の主権を擁護し、また強力な指導者としての彼の評判を高めました。
人々は注目し始めています。 それ以上に、何があっても新世界秩序に対処しなければなりません。 これらすべてを知った上で、世界は腰を下ろして、ロスチャイルドのような人々が世界を支配するのを待つつもりですか?

さて、ロスチャイルドですが私のド素人調査からは、これら一連の流れにロスチャイルドの影が見えないという事なのです。金融各社の大株主にも取締役にもその影が見当たりません。「当たり前だよ。ロスチャはそんな素人が分かるような形で関与するわけないだろ。彼らと分からない名前のヘッジファンドか何かに持たせてるに決まってるだろ」と言われるのは十分覚悟しております。
二番目が、リーマンショック以降の金融資本の活動はFRBは勿論、司法や監督官庁に送り込んだスタッフを利用しての法改正、結果として国民の税金を使った(26兆ドル)金融資本の救済でした。
但し、そこには将来の世界支配に対する何らの思考・政策等の影はなく我々が描いていたロスチャイルドの世界支配のイメージとは何か違うのではないか。単なる投資銀行屋の金儲け(この場合は大損)の以上の話ではないという気がしてなりません。
大統領選に関して言えば、現在までのところコロナのお陰でドル擦り放題の国際金融資本の一人勝ち(一部GAFA関連を除き)という気がしています。
バイデン政権下でも民主党左派(サンダース・ウォーレン)のFRB解体等の動きは要注意ですが、本件については民主党・共和党の中道派の超党派がこれを抑えるでしょう。
但し、トランプさんが戻ってくれば「今度はお前ら覚悟しろよ」ということだと思っています。
以上お時間のある方ご意見、ご指導宜しくお願いします。