最初にペンスカードの不採用について、一連の報道やツイートから私見を述べます。たぶん案の一つとしてライクリン憲法学者が唱えた手段もあったが、ペンス氏の人間性として伝統的しきたりを自ら進んで壊すことはしないというシンプルな理由によるものではないかと推察します。
CNNがペンス氏も出席したホワイトハウスでの議員たちとの会議を記事にしています(ソースは解任された側近か?)。これを流す意図を含め注意深くお読みいただきたいのですが、記事の前半は下リンクのCNN 日本語版をご参照ください。
そして、上記の日本語版ではあまり触れられていない記事の後半部、1月6日の計画についての部分を和訳します(リンクは下)。
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「トランプはペンスの役割について『混乱した』」
トランプはこのところ彼が大統領となることにペンスが十分なことをしていないと人に語っており、承認を行う過程でのペンスの伝統的な役割に最近興味を持っていた。上院議長としてペンスは議長を務める。
ソースによれば最近トランプは副大統領のことを持ち出してはペンスが1月6日に選挙結果を覆すことができないのかについて「混乱していた」。
ペンスとホワイトハウスの助役は彼(トランプ)に、彼(ペンス)の役割は形式的なものに少し足す程度のものであり選挙人投票を一方的に否定することはできないと説明しようとした。
伝統的に副大統領は、必須ではないにせよ、選挙人投票の認証を行う議長を務める。1969年にヒューバート・ハンフリー副大統領はリチャード・ニクソンに大統領選で敗れたばかりだったので手続きの議長を務めなかった。上院議長代行が代わりに議長を務めた。
ペンスに近いソースは、共和党上院議員のチャック・グラセリー---現在の上院議長代行---がペンスの代わりを1月6日に行うことはよい案と見られていないと語った。
火曜日に、ペンスはフロリダで保守の若者たちのグループの前で演説を行ったが、来たるべき自分の役割には直接言及しなかった。代わりに彼は、ホワイトハウスは選挙結果に抗議することを続けており「すべての合法的な票が数えられ」すべての「違法の票が却下される」まで戦いを続けると群衆に語った。
「選挙の正当性のために戦いましょう。私たちが行ったことを守るために戦いましょう」と彼は言った。
今週初めペンスはトランプとかなりの数の下院共和党員たちとのミーティングに参加した。そこでは1月に選挙結果を覆す大胆な企てが話し合われた。
参加者が言うには、話し合いはトランプの選挙が彼から盗まれたという根拠なき主張と陰謀論に焦点が置かれ、下院でも上院でもこの試みに参加する者が居る可能性があることと1月6日に即座に議場では議論のマラソンとなりそれは1月7日に流れ込むということに、議員たちは自信を表していた。
企てを急先鋒で引っ張るアラバマのモー・ブルックス上院議員は、ペンスが会議の「別のパート」に出席したと語った。
「何人もの上院議員が賛同してくれるだろうと私は信じている。問題は居るかどうかではなく、何人になるかだ」ブルックスは、そうすればトランプに背くという政治的に有毒な投票を強いられるのでそうしないよう上院議員たちに働きかけ強く促しているマコーネル上院議リーダーに犯行するように、語った。
ブルックスは、彼らは少なくとも6つの接戦州の選挙に抗議することになっており、共和党議員がその日に行う「72回に及ぶ」5分間スピーチをコーディネートする必要がある、と月曜日にCNNに語った。
「それは重要な仕事だ」彼は言った。
企ては失敗する運命にあるが、上院のリーダーが避けたいスペクタクルを創り出すだろう。そして下院議員と上院議員が6州の結果に反対すれば、それは少なくとも12時間の議論と、加えてそれぞれの動きの採決の時間と、可能性としては翌日までの闘争の延長ににつながるだろう。
CNNがペンス氏も出席したホワイトハウスでの議員たちとの会議を記事にしています(ソースは解任された側近か?)。これを流す意図を含め注意深くお読みいただきたいのですが、記事の前半は下リンクのCNN 日本語版をご参照ください。
そして、上記の日本語版ではあまり触れられていない記事の後半部、1月6日の計画についての部分を和訳します(リンクは下)。
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「トランプはペンスの役割について『混乱した』」
トランプはこのところ彼が大統領となることにペンスが十分なことをしていないと人に語っており、承認を行う過程でのペンスの伝統的な役割に最近興味を持っていた。上院議長としてペンスは議長を務める。
ソースによれば最近トランプは副大統領のことを持ち出してはペンスが1月6日に選挙結果を覆すことができないのかについて「混乱していた」。
ペンスとホワイトハウスの助役は彼(トランプ)に、彼(ペンス)の役割は形式的なものに少し足す程度のものであり選挙人投票を一方的に否定することはできないと説明しようとした。
伝統的に副大統領は、必須ではないにせよ、選挙人投票の認証を行う議長を務める。1969年にヒューバート・ハンフリー副大統領はリチャード・ニクソンに大統領選で敗れたばかりだったので手続きの議長を務めなかった。上院議長代行が代わりに議長を務めた。
ペンスに近いソースは、共和党上院議員のチャック・グラセリー---現在の上院議長代行---がペンスの代わりを1月6日に行うことはよい案と見られていないと語った。
火曜日に、ペンスはフロリダで保守の若者たちのグループの前で演説を行ったが、来たるべき自分の役割には直接言及しなかった。代わりに彼は、ホワイトハウスは選挙結果に抗議することを続けており「すべての合法的な票が数えられ」すべての「違法の票が却下される」まで戦いを続けると群衆に語った。
「選挙の正当性のために戦いましょう。私たちが行ったことを守るために戦いましょう」と彼は言った。
今週初めペンスはトランプとかなりの数の下院共和党員たちとのミーティングに参加した。そこでは1月に選挙結果を覆す大胆な企てが話し合われた。
参加者が言うには、話し合いはトランプの選挙が彼から盗まれたという根拠なき主張と陰謀論に焦点が置かれ、下院でも上院でもこの試みに参加する者が居る可能性があることと1月6日に即座に議場では議論のマラソンとなりそれは1月7日に流れ込むということに、議員たちは自信を表していた。
企てを急先鋒で引っ張るアラバマのモー・ブルックス上院議員は、ペンスが会議の「別のパート」に出席したと語った。
「何人もの上院議員が賛同してくれるだろうと私は信じている。問題は居るかどうかではなく、何人になるかだ」ブルックスは、そうすればトランプに背くという政治的に有毒な投票を強いられるのでそうしないよう上院議員たちに働きかけ強く促しているマコーネル上院議リーダーに犯行するように、語った。
ブルックスは、彼らは少なくとも6つの接戦州の選挙に抗議することになっており、共和党議員がその日に行う「72回に及ぶ」5分間スピーチをコーディネートする必要がある、と月曜日にCNNに語った。
「それは重要な仕事だ」彼は言った。
企ては失敗する運命にあるが、上院のリーダーが避けたいスペクタクルを創り出すだろう。そして下院議員と上院議員が6州の結果に反対すれば、それは少なくとも12時間の議論と、加えてそれぞれの動きの採決の時間と、可能性としては翌日までの闘争の延長ににつながるだろう。