この記事は全くの私見です。12月20日の記事で触れた「革命」について。過去の経験から、このようなことが起きるかもしれないという空想話です。

まず、この10日間で州議会や最高裁が機能するなり特別検査官が任命され全土で集計機の差し押さえが行われるなどして「幾つかの州の選挙人は確定できていない」とより明確に言えるような状況になっていることを祈ります。

さて、1月6日に選挙人の票が国会に運ばれ開票の際、まずはアリゾナ州のときに共和党下院議員がペンス議長に意義を唱え共和党上院議員の誰かがそれを支持し、審議の時間に入ります。ペンスカード2ではペンス議長が彼の権限で問題の州の選挙人票を拒否できる(しなければならない)としていますが、もちろん体を張ってやってくれたら感動ですが、個人的には彼はしきたり通り議会にはかるのではという感じがします。

シナリオ1:この選挙はやはりおかしかったという声が両党から上がり、幾つかの州の選挙人投票はそのまま受け入れられないという議員が両院で多数派を占める。めでたし。

シナリオ2:やはり民主党は一枚岩で共和党からも造反が出て、アリゾナ州は選挙人が認められてしまう。次にジョージア州(アルファベット順)。あのようなビデオまで出てきている州の選挙人が、認められてしまう。

「こんなことを許していいのか!?我々の憲法が目の前で壊されようとしている」群衆の中に潜むエージェントが拡声器で叫ぶ。すると「そんなの許せるものか!」あちこちに分散したエージェントたちが呼応する。それぞれ周囲の民衆が沸き立ち、全体が熱気を帯びる。

エージェントが民衆をじりじりと国会議事堂の建物へ誘導する。静止しようとした警官と小競り合いになり衝突が発生し、丸腰の誰かが危害を加えられる。「何てひどいことしやがるんだ!」叫び声。雪崩を打ったように民衆たちの国会議事堂への突入が始まる。バリケードなどは、いつの間にかどこからか現れたブルドーザーやトラックにより踏み倒される。

いちはやく国会に侵入したエージェントは、ペンス上院議長とペロシ下院議長の身柄を確保・・・というか丁重に議長席から降りていただき安全な場所へ誘導。審議・採決をできなくする(あるいは一日目が終了し議員たちが去った後に作戦開始か)。追って一般の民衆たちが国会に雪崩れ込む。てんやわんやの大騒ぎとなる。

まとめ役的なポジションの人間が拡声器で叫ぶ「州議会に告ぐ。数日以内に両党立会人を投票用紙を目視できる距離に置いての確認作業を実施し選挙人を確定するか、選挙人の無効を決定するか、いずれか実施せよ。また最高裁に告ぐ。テキサスほかの訴訟を審議せよ。そしてトランプ大統領に告ぐ。反乱法を敷いてそのプロセスの遂行を保障せよ。我々はこの選挙結果がこのまま通ることを断じて許さない! 我々のこの行動は罪だろうか?いや、正当防衛である!」その模様の一部始終が、写真や動画で世界中に拡散される。

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荒唐無稽と思われるかもしれませんが、このような民衆蜂起がもっと血生臭い形で世界で繰り広げられてきた。そして多くのケースで大国が裏で手を引いていた。アメリカには、上記をやり遂げる技術がある。

25日に起きたナッシュビル爆破事件はそのけん制ではないかと考えます。大統領ともあろう立場の人間がこれを見て大事な国民を集めますか?というメッセージ。

国会議事堂