トランプ弁護団上級顧問ジェナ・エリス弁護士のツイッター発信に、心を打つ言葉がありましたのでご紹介します。下にリンクを貼ります。

「勇気とは恐れを知らぬことではない。勇気とは恐れよりもずっと大切なものがあるという判断のこと。国を護るとき、あなたの勇気はどこ?」

広く国民へ向けられたものともとれますが、特に2つの対象が連想されます。

ひとつは、最高裁判事へ向けて。憲法違反ではないかと人々が訴える事柄について「判断をしてください」ということ。

もうひとつは、州議会議員へ向けて。最高裁の判決などなくても、本来は州議が本気になれば選挙結果を無効とするか選管の結論とは別の候補を勝者とすることができます。現在アリゾナ州の共和党団が最もそれに近い動きをしているようですが、下リンクの「The Epoch Times」記事を読んでいくと、やはり最高裁への提訴と議会の招集を目指しています。議会は州知事に招集してもらわねばなりませんが、州知事がそれをしてくれるとは思えない。そうではなくどんな方式でもよいので「過半数の議員が集まってこう決めた」というものを形にさえしてくれたらそれは州法には縛られず憲法上有効というのがトランプ弁護団の見解。しかしそれは大きなリスク。危険を伴う。

現在は、最高裁と州議会が、
「判断をしてください」
「あなたたちが判断の権限を持っているじゃないですか」
と、ダイナマイトを譲り合っている状況に見えます。