2020年、明けましておめでたいことを願いましょう。
ここのところはもっぱら「棋譜並べ」。勝ってる局面を勝ち切れない病が貧乏神のように長年体に染みついていて、練習法が「詰将棋」でもないということが解ってきている。寄せ形をつくる強引さやちょっとした要領のいいアイデア。それが足りない。それは才能なのか?訓練で習得可能なものなのか?

上図は平成7年の棋王戦から。先手表示の久保九段が▲2三金から勝つ将棋ですが、読み切って指すかどうかは別として、強い人は▲2三金に手がいく訳です。
上図から▲2三金△同玉▲2五香△2四歩▲同香△同玉▲2二飛 で、下図。ここで△2三香がいい手なんですよね〜。先手玉を2六へ脱出できなくする、受けながら攻める手。私なら「それがあったかぁ。いいとこまでいったけどなぁ」と負けモードに入っちゃいますが、▲2五馬△1三玉に▲2三飛成△同玉▲4一角。以下、先手勝ち。

△3五金を打たせないつまり▲2五馬の状況をつくり2三でバラシて▲4一角が打てれば勝ちというのを、具体的に読んで指すかどうかは別として、図形的に見つけるんでしょうね。勝つ人は。
「この形は勝っている」
というのを、長年に渡りあまりにも負け続け過ぎて求めもしなくなっているのが自分なんだろうなと。そんなことを考えているこの年末年始です。
ここのところはもっぱら「棋譜並べ」。勝ってる局面を勝ち切れない病が貧乏神のように長年体に染みついていて、練習法が「詰将棋」でもないということが解ってきている。寄せ形をつくる強引さやちょっとした要領のいいアイデア。それが足りない。それは才能なのか?訓練で習得可能なものなのか?

上図は平成7年の棋王戦から。先手表示の久保九段が▲2三金から勝つ将棋ですが、読み切って指すかどうかは別として、強い人は▲2三金に手がいく訳です。
上図から▲2三金△同玉▲2五香△2四歩▲同香△同玉▲2二飛 で、下図。ここで△2三香がいい手なんですよね〜。先手玉を2六へ脱出できなくする、受けながら攻める手。私なら「それがあったかぁ。いいとこまでいったけどなぁ」と負けモードに入っちゃいますが、▲2五馬△1三玉に▲2三飛成△同玉▲4一角。以下、先手勝ち。

△3五金を打たせないつまり▲2五馬の状況をつくり2三でバラシて▲4一角が打てれば勝ちというのを、具体的に読んで指すかどうかは別として、図形的に見つけるんでしょうね。勝つ人は。
「この形は勝っている」
というのを、長年に渡りあまりにも負け続け過ぎて求めもしなくなっているのが自分なんだろうなと。そんなことを考えているこの年末年始です。