6月15日(土)は、七中で行われた七中ブロックコミュニティークラブ「囲碁・将棋・オセロ教室」に参加しました。

梅雨らしいしとしと雨ですね。トーナメント参加者は9名と少な目でした。

七中


上級者の強い子たちもいる中、決勝に勝ち上がったのは未就学の子。さすがに決勝は難しかったですが見事に準優勝。「やったじゃないか、おめでとう」と褒めるも小さな体を震わせ涙を流して悔しがる。そうか勝ちたかったのか。表彰式では幼稚園名が読み上げられ(普通は小学校名)、ちょっとしたどよめき。目を真っ赤にして表彰状を受け取るシーンは名場面でした。

決勝戦から部分図ですが、先手がその子。上手に振り飛車を棒銀で押さえ込み、ここまでくれば居飛車ペースです。もう一息。
ところが、4二に引いた角の存在をうっかりして▲2四歩△同歩▲同銀とやってしまいました。すかさず△同角で逆転。

6月15日決勝


ただ、それだけのこと。なのですけれど。
「今日はこれを間違えちゃった。次からやらないようにしよう」
それをひとつひとつ、積み重ねる分だけ強くなります。
自分が間違えたところが、強くなるための答え。
それを見つけるために盤上に向かう。でもそれは辛いこと。

なんて構えると、イヤに成っちゃいますけどね
楽しく指してほしいのですが、そこを意識するとレベルアップの速度がメチャ違います。「そっかぁ、ここだったか。よしワカッタ」で、いいと思います。