路上ライブは準備するものが多く各方面に注意が散ることもあり、その時は一杯一杯で終わってからジワジワと「シマッタな」というのが押し寄せること多いです。

例えば「あたしゃもぅ80過ぎてんだけど」というおばあちゃんが寒い中1時間以上ライブを聴いて最後には差し入れまで買ってきてくれて、その後に去ってゆきました。
たまたまその場に居たそうですが、インターネットの世界とは無縁。でも活動の趣旨としては「地域にコミュニケーションを」という、そのような人々にこそ必要な場を提供しようとしている訳なので「お住まいはどちらですか?住所を教えてくれたら次の日程決まったらポストに案内を入れますよ」くらい言わないとイケナイですね、本当は。パッと出てこなかった。

何年か前にマイセンライブによく通ってくださったご年配の女性もたまたま通りがかり暫く聴いてくださいました。マイセンライブは夜遅くなるので最近はご無理になっているのですが、そうかこの時間なら大丈夫なんだなというのがわかった。「ゴメンねぇ、知らなかったから薄着で来ちゃって。また来るわね」と言って去ってゆきました。マイセンのマスターに次はいつになりそうだとか警察の許可がとれたとか、逐一情報を伝えておくとよいかもしれない。

周りの人に今日いろいろ聞いてみたのですが、お年寄りのみなさんも携帯自体は家族(主に子供さん)から持たされるみたいですね。何かあったときのために。でも平均的には、通話ができるだけとか。メールを作成して送れるまでいってたら上等ですね。WEBサイトを検索して情報をとりに行けるのはもう、相当に新しいもの好きな人。基本はネットとは無縁。その人々へどうリーチするか考えないといけないのかなと思いました。
実はこれ、災害対策も同じだったりするでしょうね。

路上ライブ