村越市長が記者会見で、旧陸軍施設「赤レンガ」を県から取得する方針を発表しました。
市のスポーツ施設もしくは文化施設として利用したいとのこと。想像ですが「スポーツ施設」なら体育館、「文化施設」なら公民館もしくは小ホールやミュージアムでしょうか。「市内の老朽化した公共施設を再編する一環」とのことで、パッと見近くにある中国分の西武公民館に目が行きます。体育館付きで1974年開館と古い。あるいは堀之内の市川市考古博物館・歴史博物館・・・でも堀之内貝塚があるからなぁ。見直しはこのエリアだけでなく市内全体でということでしょう。
市施設の老朽化比率資料を見ると、全般的には公民館より小中学校や保健・衛生施設のほうが優先度は高い。でも村越市長の方針だと公民館を先にやらざるを得なくなります。保存ありきとしても利用方法については議論になると思います。
幾らくらいかかるのでしょう? ざっと見てみます。
国府台エリアの公示地価が2017年で183,250円/m2。
赤レンガのある血清研究所跡地全体の敷地面積が13,700m2。
183.250 x 13,700 = 2,510,525,000
専門的な査定では他に色々要素があるでしょうが(県が現在査定中)、ざっと約25億円レベルとして。大久保前市長の当初案では、赤レンガ建物の敷地以外は民間に転売するということだったようです。しかし、血清研究所跡地には研究棟や焼却炉などが残っており、解体処分にかかる費用が10億円規模というのが判明しあきらめた経緯があります。
25億円で取得し、10億円の整備費用をかけ、さらに赤レンガ建物を保存し内部に何らかの施設をつくる・・・感覚的にですが、40億円規模の出費になるのでは。
村越市長と大久保前市長当初案のニュアンスが違うのは、村越市長は赤レンガ以外の土地を民間に売る考えがありそうには新聞記事からは伝わらないこと。40億円すべて背負うのか、それとも赤レンガ以外の土地は売って20億円くらいは回収するのか、ここも議論が分かれるでしょう。
市議会はアツくなりそうですね。また来年の統一地方選でも「赤レンガの用途」は大きな争点になりそうです。
市のスポーツ施設もしくは文化施設として利用したいとのこと。想像ですが「スポーツ施設」なら体育館、「文化施設」なら公民館もしくは小ホールやミュージアムでしょうか。「市内の老朽化した公共施設を再編する一環」とのことで、パッと見近くにある中国分の西武公民館に目が行きます。体育館付きで1974年開館と古い。あるいは堀之内の市川市考古博物館・歴史博物館・・・でも堀之内貝塚があるからなぁ。見直しはこのエリアだけでなく市内全体でということでしょう。
市施設の老朽化比率資料を見ると、全般的には公民館より小中学校や保健・衛生施設のほうが優先度は高い。でも村越市長の方針だと公民館を先にやらざるを得なくなります。保存ありきとしても利用方法については議論になると思います。
幾らくらいかかるのでしょう? ざっと見てみます。
国府台エリアの公示地価が2017年で183,250円/m2。
赤レンガのある血清研究所跡地全体の敷地面積が13,700m2。
183.250 x 13,700 = 2,510,525,000
専門的な査定では他に色々要素があるでしょうが(県が現在査定中)、ざっと約25億円レベルとして。大久保前市長の当初案では、赤レンガ建物の敷地以外は民間に転売するということだったようです。しかし、血清研究所跡地には研究棟や焼却炉などが残っており、解体処分にかかる費用が10億円規模というのが判明しあきらめた経緯があります。
25億円で取得し、10億円の整備費用をかけ、さらに赤レンガ建物を保存し内部に何らかの施設をつくる・・・感覚的にですが、40億円規模の出費になるのでは。
村越市長と大久保前市長当初案のニュアンスが違うのは、村越市長は赤レンガ以外の土地を民間に売る考えがありそうには新聞記事からは伝わらないこと。40億円すべて背負うのか、それとも赤レンガ以外の土地は売って20億円くらいは回収するのか、ここも議論が分かれるでしょう。
市議会はアツくなりそうですね。また来年の統一地方選でも「赤レンガの用途」は大きな争点になりそうです。