先の記事に補足。
LPSAの女子アマ王位戦ですが、LPSA所属の寺下紀子女流四段・市川市将棋愛好会連盟会長が市川市民大会を25年もの長きに渡り支えて来られており、その存在がなければ何もなかったであろうことを考慮すれば、寺下先生が何とかこれをと言われるのであれば現状受け入れざるを得ないだろうとは思います。ただ、女性市川市民への波及効果について何らかの将来的な展望が市川市としては必要でしょうね。
運営スタッフの高齢化について。当ブログで繰り返し述べてきていことですが、無駄にアツい昭和世代の減少により様々な競技で地域活動を支える人が減っている。
これからの時代、新しい世代のお父さんお母さんたちに地域スポーツ・文化活動を支えてもらおうとするなら経済原理を取り入れるしかない。運営側に回ってくださる方には相応の対価が支払われるべき。
極端な話、市民将棋大会は市の文化事業なので市職員が運営してもおかしくない。するとコスト的にはどうなるか。市職員の平均年収は約750万円。年間勤務日数を200日強で、1日35,000円とする。市民大会スタッフは15名で、事前打ち合わせや前日からの会場設営から、時間的拘束をざっと丸2日と換算する。35,000円x15名x2日=105万円。その他諸経費合わせ110万円としましょうか。
110万円かかる事業を、2桁も小さい金額で愛好会連盟に委託している訳です。「だから子供大会には110万くれ」と言う訳ではないのですが、参加者は自身の楽しみなりスキルアップというメリットを得ている。そこには明らかに「価値」が存在する。価値を提供する側に、相応の対価がなければおかしくなる。長続きしない。
でも長続きしてきたんです。愛すべき無駄に突っ走る昭和世代のおかげで。私も無料教室を10年ちょっとやってきました。今後もこのスタイルでやります。が、人にそうしてくれとは言わない。
新しい大会の創設を模索するには誰か精力的に動いてくれる市議でも居れば実現しやすいかもという意見がありましたが、「そういうのをやらなかったから長続きしたんだと思う」というのが寺下先生の談。政治家の色がついてしまうとその政治家が落選したときに突然縮小になってしまう。
余談ですが聞き捨てならないのが、「大会に挨拶に来て5千円とか1万円とか置いていこうとする市議が居るが、それも全部断っている」と。おー、恐ろしや。
「公職選挙法 第百九十九条の二(公職の候補者等の寄附の禁止)
公職の候補者又は公職の候補者となろうとする者(公職にある者を含む。以下この条において「公職の候補者等」という。)は、当該選挙区(選挙区がないときは選挙の行われる区域。以下この条において同じ。)内にある者に対し、いかなる名義をもつてするを問わず、寄附をしてはならない。」
と言う訳で、法律違反です。大丈夫なのか市川市議会議員。
さて話を戻しますがここも難しい。例えばスポーツ系団体だと市議がグランド整備とかナイター照明設置とか予算をつけてくれようとします。千万単位ですよね。すごいお金かかる。本当に必要とされているのか支援団体への利益誘導に使っているのかわかりませんが、もし必要とされているのなら、市議とのつながりというのも現実問題必要なのかもしれない。
将棋は数万円のちっちゃな額で、政治的中立でクリーンで、細々と低め安定で続いてきた。しかも市民への貢献はとても大きい。素晴らしきかな。
市川市こども将棋大会、つくらないとすれば単純に市民大会からDクラスが無くなる。初級の子供たちが追い出されるのが現実。特に、教室に通ってないけど学校のお友達と指していて将棋大好きという子が参加する大会がなくなる。つくるとすれば実績をもってやれる人間って、自分で言うのも何ですが市川市で原しか居ないですよね。これ、条件整うのにやらなかった場合、私は悪者になるのだろうか?10年間ボランティアを続けた挙句に。
このパターン、私の人生に繰り返し出てくる。またかと呆れてしまいます。
LPSAの女子アマ王位戦ですが、LPSA所属の寺下紀子女流四段・市川市将棋愛好会連盟会長が市川市民大会を25年もの長きに渡り支えて来られており、その存在がなければ何もなかったであろうことを考慮すれば、寺下先生が何とかこれをと言われるのであれば現状受け入れざるを得ないだろうとは思います。ただ、女性市川市民への波及効果について何らかの将来的な展望が市川市としては必要でしょうね。
運営スタッフの高齢化について。当ブログで繰り返し述べてきていことですが、無駄にアツい昭和世代の減少により様々な競技で地域活動を支える人が減っている。
これからの時代、新しい世代のお父さんお母さんたちに地域スポーツ・文化活動を支えてもらおうとするなら経済原理を取り入れるしかない。運営側に回ってくださる方には相応の対価が支払われるべき。
極端な話、市民将棋大会は市の文化事業なので市職員が運営してもおかしくない。するとコスト的にはどうなるか。市職員の平均年収は約750万円。年間勤務日数を200日強で、1日35,000円とする。市民大会スタッフは15名で、事前打ち合わせや前日からの会場設営から、時間的拘束をざっと丸2日と換算する。35,000円x15名x2日=105万円。その他諸経費合わせ110万円としましょうか。
110万円かかる事業を、2桁も小さい金額で愛好会連盟に委託している訳です。「だから子供大会には110万くれ」と言う訳ではないのですが、参加者は自身の楽しみなりスキルアップというメリットを得ている。そこには明らかに「価値」が存在する。価値を提供する側に、相応の対価がなければおかしくなる。長続きしない。
でも長続きしてきたんです。愛すべき無駄に突っ走る昭和世代のおかげで。私も無料教室を10年ちょっとやってきました。今後もこのスタイルでやります。が、人にそうしてくれとは言わない。
新しい大会の創設を模索するには誰か精力的に動いてくれる市議でも居れば実現しやすいかもという意見がありましたが、「そういうのをやらなかったから長続きしたんだと思う」というのが寺下先生の談。政治家の色がついてしまうとその政治家が落選したときに突然縮小になってしまう。
余談ですが聞き捨てならないのが、「大会に挨拶に来て5千円とか1万円とか置いていこうとする市議が居るが、それも全部断っている」と。おー、恐ろしや。
「公職選挙法 第百九十九条の二(公職の候補者等の寄附の禁止)
公職の候補者又は公職の候補者となろうとする者(公職にある者を含む。以下この条において「公職の候補者等」という。)は、当該選挙区(選挙区がないときは選挙の行われる区域。以下この条において同じ。)内にある者に対し、いかなる名義をもつてするを問わず、寄附をしてはならない。」
と言う訳で、法律違反です。大丈夫なのか市川市議会議員。
さて話を戻しますがここも難しい。例えばスポーツ系団体だと市議がグランド整備とかナイター照明設置とか予算をつけてくれようとします。千万単位ですよね。すごいお金かかる。本当に必要とされているのか支援団体への利益誘導に使っているのかわかりませんが、もし必要とされているのなら、市議とのつながりというのも現実問題必要なのかもしれない。
将棋は数万円のちっちゃな額で、政治的中立でクリーンで、細々と低め安定で続いてきた。しかも市民への貢献はとても大きい。素晴らしきかな。
市川市こども将棋大会、つくらないとすれば単純に市民大会からDクラスが無くなる。初級の子供たちが追い出されるのが現実。特に、教室に通ってないけど学校のお友達と指していて将棋大好きという子が参加する大会がなくなる。つくるとすれば実績をもってやれる人間って、自分で言うのも何ですが市川市で原しか居ないですよね。これ、条件整うのにやらなかった場合、私は悪者になるのだろうか?10年間ボランティアを続けた挙句に。
このパターン、私の人生に繰り返し出てくる。またかと呆れてしまいます。
やらない場合、私が正しいか間違っているかは別として、実際問題子供たちががっかりすることにはなることでしょう。難局です。