市川の男女共同参画センターにて、市川市将棋愛好会連盟の寺下紀子会長・女流四段はじめ市内の3つの子供教室(市川・本八幡・行徳)の責任者で集まり、子供将棋大会について初回の話し合いを行いました。行徳からはスーさんも参加。
いやぁ、色々と課題が見えてしまいました。何からお話ししましょうか・・・
市川市民大会は市の文化振興課の事業として行っているものなので、私が関わるからには相当程度の情報公開をいたします。問題点を共有しますので、ぜひご意見ください。
さて子供将棋大会。実は、子供のためにという以前に、11月の市民大会がパンクしている実情があります。申し込みを断っているとのことで、何とも忍びない。というのも、建て替えられた市民会館・全日警ホールはキャパが190人しかなく、将棋大会としては使い勝手が悪くなりました。「じゃあその前に使っていた勤労福祉会館は?」というと、3階建てでエレベーターがなく、参加者の年齢や身体の不自由な方のことを考慮すると全日警ホール(2階建て・エレベーター有)になるとのこと。
そこで、いちばん下のDクラスを廃止し人数を減らしたいと。
ここでイキナリ問題発生。LPSAの女子アマ王位戦関東大会を誘致していますが、これ市川市民にとりメリットがあるのか? 市民参加者を断り初心者の子供たちを締め出してでも実施するだけの女性市川市民への普及効果があるのかどうか、そろそろレビューが必要。大会の雰囲気とのミスマッチもある。競技性が高いので参加者はしっかりした運営を求めるが、市民大会と同じように牧歌的にやるので、クレームも来てしまう。
もうひとつの事情、運営側の高齢化。年々何をするにも大変になってきているとのこと。将棋ブームで参加したい人は増えているが、運営に回ってくれる人が世代交代せず同じ人がやっている。就労年齢の引き上りもある。昔は50代くらいでわりと暇な人が居た。今は70歳まで働けの時代。かなり歳な人でも日々に追われている。負担を減らさないと数年後に市川市民大会消滅の心配すらあると。
この日の結論としては、「理想的な形で子供大会が新設できるかどうか、一度市役所に話をしに行ってみる」となりました。来週か再来週に行く予定なので、また報告いたします。
やるかどうかは、また別。一人ではできない。私だけでは判断できません。
「理想的な形」とは?
まず予算ですね。市の補助金ですが、市民大会は現在のところほんの数万円。とはいえ、税金ですので貴重なものですが。
私は、自分が中心になって関わるとすれば、運営スタッフには「最低賃金x拘束時間+交通費」をきっちり上回る日当を出します。それができなければやりません。午後の半日かけて大会を行うとすれば(12時〜17時の5時間拘束)、ひとり5〜6千円。将棋教室の卒業生の学生たちがアルバイトでやってくれないかと思う。
そうしないから、運営の問題がついて回る。色んな大会で人が足りない足りないと言っている。しっかり日当を出し、募集する。これをスタンダード化すべき。
もうひとつは、市長賞なり教育委員長賞なり、それなりの冠が与えられるかどうか。理由は、市内すべての小学生親子に告知をするため。
学校に告知をお願いするって大変なんです。行徳で保護者のお母さんが文部科学大臣杯の告知で学校でチラシを配ってくれようとしたことがあるのですが、学校から止められました。文部科学大臣のお墨付きの大会で、学校の保護者ですら、NGです。直系の上部機関、市長なり教育委員会なりからのバックアップがないと、入り込めない。
イメージ的には、市がやっている小学生の陸上や水泳の大会ですね。親子みんなが知っていて、出場する子や活躍した子たちを称えてくれる。陸上とか水泳で、日本の小学生で誰がいちばん速いかなんて知らないし興味ないですよね。市民大会に出る子が学校のヒーローだし、勝った子が市のスターじゃないですか。将棋もそうあるべきです。それが裾野を広げるということ。
前途多難でして、協議した結果「やめましょう」になるかもしれませんので、期待せず見守りいただけたらと思います。
いやぁ、色々と課題が見えてしまいました。何からお話ししましょうか・・・
市川市民大会は市の文化振興課の事業として行っているものなので、私が関わるからには相当程度の情報公開をいたします。問題点を共有しますので、ぜひご意見ください。
さて子供将棋大会。実は、子供のためにという以前に、11月の市民大会がパンクしている実情があります。申し込みを断っているとのことで、何とも忍びない。というのも、建て替えられた市民会館・全日警ホールはキャパが190人しかなく、将棋大会としては使い勝手が悪くなりました。「じゃあその前に使っていた勤労福祉会館は?」というと、3階建てでエレベーターがなく、参加者の年齢や身体の不自由な方のことを考慮すると全日警ホール(2階建て・エレベーター有)になるとのこと。
そこで、いちばん下のDクラスを廃止し人数を減らしたいと。
ここでイキナリ問題発生。LPSAの女子アマ王位戦関東大会を誘致していますが、これ市川市民にとりメリットがあるのか? 市民参加者を断り初心者の子供たちを締め出してでも実施するだけの女性市川市民への普及効果があるのかどうか、そろそろレビューが必要。大会の雰囲気とのミスマッチもある。競技性が高いので参加者はしっかりした運営を求めるが、市民大会と同じように牧歌的にやるので、クレームも来てしまう。
もうひとつの事情、運営側の高齢化。年々何をするにも大変になってきているとのこと。将棋ブームで参加したい人は増えているが、運営に回ってくれる人が世代交代せず同じ人がやっている。就労年齢の引き上りもある。昔は50代くらいでわりと暇な人が居た。今は70歳まで働けの時代。かなり歳な人でも日々に追われている。負担を減らさないと数年後に市川市民大会消滅の心配すらあると。
この日の結論としては、「理想的な形で子供大会が新設できるかどうか、一度市役所に話をしに行ってみる」となりました。来週か再来週に行く予定なので、また報告いたします。
やるかどうかは、また別。一人ではできない。私だけでは判断できません。
「理想的な形」とは?
まず予算ですね。市の補助金ですが、市民大会は現在のところほんの数万円。とはいえ、税金ですので貴重なものですが。
私は、自分が中心になって関わるとすれば、運営スタッフには「最低賃金x拘束時間+交通費」をきっちり上回る日当を出します。それができなければやりません。午後の半日かけて大会を行うとすれば(12時〜17時の5時間拘束)、ひとり5〜6千円。将棋教室の卒業生の学生たちがアルバイトでやってくれないかと思う。
そうしないから、運営の問題がついて回る。色んな大会で人が足りない足りないと言っている。しっかり日当を出し、募集する。これをスタンダード化すべき。
もうひとつは、市長賞なり教育委員長賞なり、それなりの冠が与えられるかどうか。理由は、市内すべての小学生親子に告知をするため。
学校に告知をお願いするって大変なんです。行徳で保護者のお母さんが文部科学大臣杯の告知で学校でチラシを配ってくれようとしたことがあるのですが、学校から止められました。文部科学大臣のお墨付きの大会で、学校の保護者ですら、NGです。直系の上部機関、市長なり教育委員会なりからのバックアップがないと、入り込めない。
イメージ的には、市がやっている小学生の陸上や水泳の大会ですね。親子みんなが知っていて、出場する子や活躍した子たちを称えてくれる。陸上とか水泳で、日本の小学生で誰がいちばん速いかなんて知らないし興味ないですよね。市民大会に出る子が学校のヒーローだし、勝った子が市のスターじゃないですか。将棋もそうあるべきです。それが裾野を広げるということ。
前途多難でして、協議した結果「やめましょう」になるかもしれませんので、期待せず見守りいただけたらと思います。
「連盟に入る」しがらみに抵抗のある人もいるのかもしれません。
連盟と大会運営組織は分けたほうがいいかもしれませんね。
「大会運営なら」手を貸すという人は現れるかも。
記事紹介をご了承いただき、ありがとうございます。