1月3日、ジョギングしながら行徳旧市街の神社や寺を巡る。江戸川応水路河口付近〜旧行徳橋〜旧行徳街道〜寺町通り〜旧成田街道〜江戸川放水路。

写真は妙応寺の七福神。一か所に勢ぞろいしていることで有名。

行徳七福神


仁王像右写真は、本八幡の葛飾八幡宮から徳願寺に移設された仁王像。

明治政府により神仏分離がなされるまで、神仏混合が千数ほどの長きに渡り上手く運営されてきたことを改めて実感し、今更ながら感心します。成田街道沿いの八幡神社と妙好寺も一括管理されていた。思想的には別物のふたつですが、日本人の寛容さの成せる技でしょう。七福神も神仏混合ですよね。一緒に拝んじゃおうというのを文化にまで昇華させてしまっている。日本人グレイトです。節操がないという批判もあるかもしれませんが。

続いたということは、親和性が高かったのかな?という気もする。また政治との連携を考えた場合、神道は経典がないので神話などからの教訓を語り継ぐことはできますが、統一的に明文化された教訓がないですね。その点では仏教の方が適している。風習や信仰心を神道で、具体的教義を仏教でというのは、バランスがよかったかもしれない。

寺町通り

徳願寺

成田街道

妙典橋


最後の写真はもうすぐ開通の妙典橋。「妙典」の地名が、法華経の経典が日蓮聖人の唱えた「南無妙法蓮華経」の如く妙なる経典であることが由来というのも、今日初めて知りました。