「市長選は情報が少なくよくわからない」という市川市民の声が多いです。確かに反省点ではあります。
一方、国政選挙に比べやはりメディアの扱い方が違う面も大きい。国政はバラエティなどで評論家や芸人さんたちが候補者や政党の思惑について面白くあれこれ語るので、判断材料が豊富。地方選はそれがない。

という訳で、ブロガーの役割が求められるところでしょう。なるべく各候補者へのマイナスイメージにならないような形で、見えている風景を書きます。

異議申し立てを行っているのは、石崎ひでゆきさんという元市議会議員で今回の市議補選にも立候補した方です。選挙ポスターは柔らかな笑顔のとてもいい写真でした。一方、私のイメージとしてはまさにこんな感じ。

五エ門


今年公開された石川五エ門の映画監督さんが五エ門の人物像を次のように語っています。
「ひたすら剣術の高みを目指すために生きている男で、その技術を生かせる場所を求めている」
これをそのまま言い換えると石崎さん。
「ひたすら政策の高みを目指すために生きている男で、その政策を生かせる場所を求めている」
メチャメチャ勉強されています。市政にも詳しいです。エリアの人口構造が変わり教室が余ってしまっている小学校の再編などについても、具体的なビジョンをビシッと持っていらっしゃいます。スゴイです。

「いい政治家さんじゃないの?」ですよね。はい、そうなんです。そうなんですが・・・極端なんですよね〜(汗)。理想形への追求が。

ここから、踏み込みます。

聴こえてくる話として、市の職員さんたちからかなりイヤがられています。イヤがられる理由は、まさに今回のケース。このようなこと(異議申し立て)をするから。大変ですよ。これでどれだけ業務に負担がかかってくることか。

こんなこと言うし。



さらに異議申し立てについて踏み込みます。まったく個人的な見方です。石崎さんと話していません。

市の職員さんたちは石崎さんが市議になるのはイヤだと思います。思っていいです。が、万が一にもそれが選挙開票の不正につながってはいけない。それはないと信じたい。
普通はそこは疑わないのですが、市長選である候補の1000票が他候補に紛れた事件、これがよりにもよって市職の組合が推していると言われる候補のところに入ってしまっている。単なるミスか?意図的なものではないのか? 投げかけに留めますが、印象は人それぞれでしょう。

意図的なものであった場合、市長選で「市長になってほしい候補」への積み増しがあったとすれば、市議補選で「市議になってほしくない候補」からの抜き去りもあったかもしれない。

何でも100%を要求すると先に進めなくなるので、行政と市民との信頼関係に基づいて日常の市政は流れています。しかし、「市長や市議を選ぶ業務の精度は100%でなければならない。今回は点検の必要がある」と言われれば・・・どうでしょう、間違っているでしょうか?

印象操作の意図はありません。個人的にも、選挙の開票作業について疑いを持ったことはこれまで一度もありません。早期の解決を望んでいます。