新聞各紙が明日告示の市川市長選に関する記事を掲載していますが、読売の「市川市長選5新人乱戦か」のタイトルはインパクトありますね。「乱戦」のようです。市民にとり「選びがいのある選挙」となることを期待します。

「市長選」という選挙はどのように考えたらよいでしょうか。支持政党をはっきり決めている人は迷わないでしょうが、そうでない場合に。

シンプルに「市役所のトップ」ととらえて、政党や支援組織などは関係なく政策で判断するというのは一つの方法。各候補サイトの政策ページは以下。
高橋亮平
坂下茂樹1
田中甲
小泉文人
村越祐民

文字情報だけでは人物像が解らなければ、動画が有効だと思います。先日、市川青年会議所が主催する公開討論会が文化会館で行われました。それがYouTubeにアップされていますので、紹介しておきます。こちら
テーマごとに短いクリップになっていて視聴しやすいと思いますが、2名の候補者が他の予定で短時間しか出席できておらず、少々残念。各陣営独自に別の動画も制作し自身のサイトにアップするかもしれませんので、そしたらそれを見てみるのもよいでしょう。

「政党も考慮する」場合。市川市でも、市議による大量切手購入や児童買春といった忌まわしい事件がありました。「今回はその会派が推す候補はダメ」とするか「けじめもついており候補は有能で信頼できる人物なので支持」するか。
また、「市議会で大きな会派が推す候補のほうが市の安定運営ができてよい」とするか「市長と議会がお友達のようになってはダメ」とするか。
政党による支援自体がどうかという問題もありますね。「経済団体や労働組合のしがらみは市政によくない」と見るか「しっかりした政党が認めた人物の方が信頼できる」と見るか。

現在の市政をどう感じているかもポイント。「不満はなく現在の路線を継承しつつより良くしてくれそうな人」がいいか「不満なので大胆に改革してくれそうな人」がいいか。改革派の場合は、ホントに実行できそうか、混乱を招くだけにならないか。

都市部は都内から越して来て「都会に来たみたい」と言う人が居るほどですが、北は農村部から南は漁業まである市川市。高いポテンシャルを信じたいですし、住んで良かったと思える街にしたいものです。

市川市長選は11月26日(日)。
大町

行徳港